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工事別|リフォーム

築60年以上の民家のリフォーム。住みやすくあたたかい空間に。

枚方市 S様邸 リフォーム

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建築中レポート

1.2018年02月17日
リフォーム時は床や床骨組みの腐食に要注意!
リフォーム時は床や床骨組みの腐食に要注意!

こんにちは!冬でもぽかぽかで過ごせる家作り。枚方にある中川忠工務店、窓の伝道師、中川義仁です。

築60年以上経っている民家の改装工事が順調に進んでいます。
今回のリフォームのポイントは、【60年前の家の仕様を、使いやすくかつ現代風にする】

◎冬は寒さが悩みのタイル貼りのお風呂を、あたたかく使いやすいユニットバスにする。
◎無断熱に近い状態の家を、冬でもあたたかく夏は涼しく過ごせるように、断熱改修を行う
◎単体キッチンから、より使いやすいシステムキッチンにする

そして、特に私が力を入れたかったのが、「断熱」。
今年の春には新しいご家族が誕生するS様。
赤ちゃんと、ご家族様がより過ごしやすい家になるように。

特に子供さんが長く過ごすであろう、寝室。そして、家族が集うダイニングキッチンも、居心地よくお過ごしいただけるように断熱改修を行います。

今日は、そのリフォームの様子をご紹介します。

ますは、床板や床の骨組みが腐食していないかを調査することが重要。
それから解体工事に入ります。

1)調査
築年数を考慮し、床板、床の骨組みの状態を慎重にチェックします。
床板や床の骨組みは、補強して使えるのか、取り外して新しく作り直した方がいいのかの判断が重要になります。

今回は、築年数が相当年数以上経過していたのと、床の状態も良くなかったので、すべて取り払い新しくします。

*ここで注意していただきたいこと!
リフォームのコストを抑えるために、床下地の状態が悪い場合のにもかかわらず、床板や骨組みを取り外さずそのまま新しい床板を貼るのは絶対にやめること!
床の状態が悪いのにいくら上から新しい床板を張ったとしても、いずれは床が傾いてきます。
また床鳴りの原因にもなりますので、ご注意ください。

2)解体

今回は、床板、床の骨組みをすべて撤去します。

古い材料を取り外し、新しくしていきます。
もちろん、耐震性に不安があるとことは随時補強していきます。


3)断熱材・下地。床板施工

高性能な断熱材を床に入れる
大引を入れて、部屋の断熱性をあげるために、高性能な断熱材をスキマなく施工していきます。

断熱材施工後は、下地合板を張ります。

この上に、床板を張っていきます。

こんな感じでリフォーム工事が始まっています。

◎注意点
リフォームは解体後、目に見えない思わぬ費用が発生することも。

今回のリフォームのような築年数が相当年数経っている家は、解体前にはわからなかった目に見えない部分の思わぬ費用が発生することもあります。

たとえば。
・シロアリの被害が発生していて、家の内部が腐食していた
・気付かぬうちに水が漏れていて、家の内部が腐食していた
・内部結露が発生していて、黒カビ【腐朽菌】が発生し、家の木を腐らせていた

などです。

家の内部の損傷は、どうしても解体する前の表面を見ているだけではわかりません。
そのため、思わぬ費用が発生することもありますのでご注意ください。

内容にもよりますが、築年数が相当年数経過している大規模リフォーム時は、予算を少し多めにみておくことをオススメします。

住み心地の良い家になるように、まだまだリフォーム工事は進んでいきます!
また、リフォームの様子を随時お伝えできればと思います!

本日は以上です!

2.2018年02月27日
施工前
伝統的な日本古来の和風建築のリフォーム

こんにちは!冬でもあたたかく過ごせる家作り、枚方市にある中川忠工務店、窓の伝道師、中川義仁です。

先日から、新しい現場がスタートしています。
築60年以上経過している、伝統的な和風建築の大規模リフォームです。
まずは、解体。
慎重に図面をチェックして、解体すべきところを取り壊していきます。

私は、このような日本古来の伝統的な日本家屋のリフォームも得意です。
なぜなら、私が大工を始めたころは、このような昔ながらの家の工事をすることが多かったからです。

プレカットが無くでも、家作りができる経験と知識がある強み。
私が大工として入社した頃は、家作りにプレカットが導入され始めたころでした。
プレカットとは、「何かの生産工程において、“あらかじめ切断しておく”を意味する動詞」
住宅建築でプレカットとは、木工事部分において、現場施工前に工場などで原材料を切断したり加工を施しておくこと。

つまり、プレカット工場で木材が図面通りに必要な長さに切断済みであるだけでなく、継ぎ手や仕口の加工まで施されます。

その材料が配送され直接建築現場に届き、大工はそれを組み立てるだけ。

プレカットの最大の魅力は、大工の手間が減ったことによる工期の短縮と、機械が切断してくれることによる均質な加工が施されること。

これは、昔ながらの建築工法から考えるととても画期的なことです。

しかしながら、このプレカットに頼りすぎることによる弊害もあります。

例えば、プレカットに慣れ過ぎた大工は、
「自分の頭で考えながら家を組み立てていく」ということが、あまり必要ではなくなります。
例えていうならば、作り方の書いたものを見ながらパズルを組み立てていくようなもの。

プレカットの無い時代は、家の骨組みや形を頭に思い浮かべながら、木材を合うように自ら加工し、組立て、現場で随時調整しながら家を建てていました。

つまり、作り方も何もわからないパズルを完成形を頭に描きながら解いていくようなもの。

従って大工としての技術力がついていくことはもちろん、家の造りから何から何まで頭にそして身体にとことん叩き込まれます。

プレカットが無くても家が建てられる大工は、万が一現場で加工の不具合が生じた場合でも、すぐさま対処することができます。

また、プレカットに向かない特別な材や国産材なども対応できるのが、大きな特長です。

かくいう私も、プレカット無しで今でも家を一軒木材から加工して建てることができます。

今は現場で大工仕事をする機会はめっきり減ってきましたが、それでも今建てようと思えば建てる自信があります。

自分で加工しながら家を組み立てていく作業は、かなり大変なものです。

家の作り、仕組みを頭にしっかりと叩き込み、かつ、仕入れた木材の状態を見ながら、木をその家に合うように加工していくのです。

木は、自然に生えてくるものですから、一本として同じものはありません。
日の当り方、生えている山の斜面、自然の環境に影響され、太さも長さも反りも違います。

それらをすべて考慮し、どの向きでどのように使うのか。非常に頭を使う作業です。

昔は一続きの部屋の作りが多かったです。

とにかく継続して、コツコツやり続けること

ここで、一つ声を大にしていいたいのは・・・。
私は学生時代、決して勉強が出来たほうではありません(笑)
まったく自慢にならない話ですが、隠しようのない事実です。
しかし。
家作りという頭を使う作業を、今では難なくこなすことができます。

それはなぜか。

それは、ひとえに、コツコツととにかくやり続けたからです。

先輩大工の厳しい指導を受けながら、とにかくやり続けました。

もちろん、失敗して怒られたことも何度もあります。

昔は、大きな丸太の木を加工して、家の梁に使っていました。

その丸太を使うに当って、まずは中心線を見つけないといけません。これを「芯出し」と言います。

自然の木である丸太は、綺麗な丸の形ではありません。
差し金を使ってこの芯出しを行うのですが、中心線を決めたあとは、そこから何寸上がりで束を付けていくかが決まってきます。

これを間違えると、父(現会長)によく叩かれてました(笑)

こうやって、怒られながらも継続すること。
コツコツ、コツコツ。
私のように賢くなくても(笑)、人よりたとえ歩みが遅くても、やり続ければ身につきます。

何も考えなくても自然と行っている呼吸のように、頭で考えなくても体が反応するまで続けます。
そのたゆまない努力が、大工の技術力の向上へとつながっていきます。

昔ながらの日本家屋を眺めていると、ふとそんなことが頭をよぎりました。
大工暦32年の知識と経験で、今回のお客様宅もより住みやすく、お客様に喜んでいただけるように頑張ります!!

このおうちがどのように変わるか、乞うご期待です!
本日は以上です!

3.2018年03月20日
断熱材
古民家・文化財修復にも使われる断熱材

こんにちは!冬でもぽかぽかで過ごせる家作り。枚方にある中川忠工務店、窓の伝道師、中川義仁です。
今日は、リフォームレポ。枚方市S様邸、第三回目。
築60年以上経っている民家の改装工事がほぼ完成に近づいています。

浴室の施工も完了ました。

今日は、私がどうしてもこだわりたかった家の断熱性能を上げるための断熱材についてのご紹介。
安心して住み継いでいただけるように、家と住まい手を守る高性能な断熱材「ネオマファーム」
今回のS様邸は築60年以上ということで、ほぼ無断熱。
家の省エネ性能について初めて基準が出来たのが昭和55年。
従ってそれ以前に建てられた家は基準がなかったため、ほぼ無断熱の家が多いです。

S様邸の大改装をするにあたって、こだわりたかったのが家の住み心地。
今春、新しい命が誕生する予定のS様。
赤ちゃんが健やかに元気に育ってほしいとの願いも込めて、より快適に仕上げたかったのです。
とはいえ、家のリフォームにも予算があります。
S様とご相談しながら、出来る限り断熱性を上げるように心がけました。

今回採用した断熱材は、世界最高レベルの断熱性能を誇る ネオマファーム
世界最高レベルの断熱性能を誇るネオマファーム
熱を伝えにくく断熱性能が高いネオマファーム。
熱に強いフェノール樹脂で、数ある断熱材の中でも世界最高レベルの性能。
高い断熱性能・・薄くても高い断熱性能
耐燃焼性能・・素材は熱に強く燃えにくい
長期断熱性能・・長期に渡って高い断熱性能を維持
環境性能・・ノンフロン発砲でリサイクルにも取り組んでいる
この4つが大きな特長です。

このネオマファームは、暑さ、寒さに悩む住宅の改修にオススメ。
その他にも、古民家の復元や文化財復元にも使われています。

・約300年前の古民家を解体し復元した山形県の文化財建造物
・東大寺綜合文化センター
・大原三千院 円融蔵
・熊野古道センター
・歌舞伎座
・遊佐町指定文化財「語りべの館」
・航空機
・新幹線(700系)
・牡鹿半島のための地域再生 最小限住宅「板倉の家」りくカフェ(岩手県陸前高田市)
・秩父パッシブハウス
・医療用血液輸送バッグ
このように、住宅以外にもさまざまな分野で採用されています。


大切なお住まいを次世代に安心して住み継いでいただけますように。
しっかりと作る。
そのためにも、どの材料を使うのか?!
出来る限り高性能な材料を使って仕上げていくようにしています。
限りある予算の中でも、出来る限り家の性能を上げるように努めています。

さあ、いよいよ完成の時が近づいています!

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