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高気密高断熱の家づくりに重要な“気密”とは?

中川義仁 自己紹介へ

高気密高断熱 香里の家 断熱気密施工を行っています。

大阪・枚方市で高気密高断熱の注文住宅を建てる、中川忠工務店の中川義仁です。


【断熱・気密施工中】

壁に断熱材を充填したところに、気密シートと気密テープを張っています。
これを、気密施工と呼んでいます。

高気密高断熱の家づくりでは、断熱材を施工するのはもちろんのこと、この気密施工も大変重要な工程のひとつです。

気密は、カンタンに言いますと、『家の無駄なスキマをできる限りなくしていくこと』を言います。
つまり、気密が高い、気密が取れている、というのは、家のスキマが少ないということになります。

 気密施工はなぜ必要なのか

 では、気密施工はなぜ必要なのでしょうか。
その理由を主に3つあげてみます。

1、家の高断熱化のために必要不可欠である

たとえば、寒い冬に着るダウンコートを想像してみてください。
コートの中のダウンを断熱材、それを包む表地を気密シートと置き換えて考えてみます。
ふかふかのダウン(断熱材)を包んでも、表地(気密シート)に穴があったら、そこから冷気が流入して、せっかくのダウンコートの効果が薄れますよね。

夏も同じです。家の中に無駄なスキマがあるということは、窓を開けて冷房をしているようなもの。
これでは冷房費がもったいない。

断熱材の効果をきちんと発揮させるために、熱や冷気が外から家の中に流入するのを防ぐために、住宅の省エネ化のためにも、余分なスキマをふさぐ気密施工はとても重要なのです。

 2、家の内部で起きる結露を防ぐ

結露といえば、寒い冬に窓をぐっしょり濡らす、あの現象です。
結露は、家の断熱性気密性の低さが原因で起きます。

また、窓を濡らすだけでなく、結露は壁の中など家の内部でも起きることがあります。これを内部結露と言います。

夏に冷たい麦茶を飲もうとコップに注ぐと、コップの表面に水滴がつくことがあります。これも結露。
熱い空気と、麦茶で冷やされたコップの温度差によって、水滴が発生します。
つまり、結露は温度差ができることで発生します

 無駄なスキマが多いと、冬はあたたかい室内に冷気が入る温度差により、夏は涼しい室内に熱い外気が入る温度差により結露が引き起こされやすくなります。

それだけではなく、内部結露を防ぐためには、壁内にできる限り水蒸気を入れない施工が重要になります。
つまり、気密シートを施工することで、壁内で湿気がたまらないように予防するのです。

日本で住宅の断熱施工が一足先に始まった北海道では、その昔、断熱をしっかり行ったけれど気密施工がきちんとなされていませんでした。
その結果、家の内部が結露によって腐食し、キノコまでも繁殖するといった衝撃的な事件が起きました。

つまり、高断熱で断熱材をしっかりと入れるからこそ、気密施工もしっかりと行う必要があるということです。

内部結露予防につきましては、湿気が内部にたまらないよう、通気を取る施工も重要になってきます。
また、このブログでも随時ご紹介していきます。

 3、計画的な換気ができる

家の中に無駄なスキマがないということは、家の中の空気を計画的に換気する効果が高まります。

汚れやすい室内の空気を排出し、新鮮な空気を遅滞なく取り込む。
また給気口に外気清浄機を設置すると、外気の汚れを取り、常に室内の空気を綺麗に保つことに役立ちます。

外気清浄機の効果も、余分なスキマから予期せぬ空気が出入りしないことで、その効果がぐんっと高まります。
必要なところに必要な空気がいきわたらせるようにできるのも、緻密な気密施工があってこそです。

 

気密測定で家のスキマの量を知ることができる

この気密施工は、気密測定を行うことによって、その施工の効果を知ることができます。

余分なスキマの面積を表す数値は、C値と呼ばれます。
C値は、スキマ相当面積を、その家の延床面積で割って計算されます。

「C値=総スキマ面積÷延べ床面積」

C値が小さければ小さいほど、気密性能が高い、つまり、無駄なスキマが少ないことを表します。

香里の家も気密測定を行いますので、また結果もご報告いたします。

最後に

気密施工は、高気密高断熱の家づくりにおいて大変重要な施工です。
高断熱であればこそ、気密もしっかり行わなければいけません。

快適にお過ごしいただける住まいづくりのために、丁寧な気密施工を行っていきます。

 ◎ご質問はお気軽に!LINEでも受け付けてます↓↓↓

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