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おススメ 湿式外断熱工法。仕上げ:スイス漆喰 カルファサード

緒方ゆうこ 自己紹介へ

11月も下旬に差し掛かろうとしているのに、暑さを感じる日中の気温に驚いています。
中川忠工務店の緒方です。

それでも日中は心地の良い気温。
秋が長いのは、寒がりな私には嬉しかったりします。

そんな秋晴れの先日、高気密高断熱 香里の家 では、いよいよ外壁の仕上げが始まりました。


【スイス漆喰 施工の様子】

湿式外断熱工法

香里の家では、湿式外断熱工法を採用しています。

湿式外断熱工法とは、カンタンに言いますと、外断熱工法で、かつ、湿式(左官仕上げ)で外壁を仕上げていく工法のことです。

外張り断熱で、外からの熱の影響を受けにくい家にします。
断熱材を構造材の外側に張り付けていく断熱工法です。
もちろん、空気や湿気を通し、水の侵入を防ぐ透湿・防水シートの施工、通気胴縁施工など、様々な下地となる施工が必要になります。


【外張り断熱 ネオマフォーム施工の様子】


しっかりとした下地施工を行うことで、これから塗っていく漆喰を強固に密着させたり、耐久性、遮熱性を高めていきます。

そして下地が仕上がると、湿式(左官仕上げ)で仕上げていきます。
弊社では、外壁の仕上げはこの湿式をお勧めしています。

なぜ、湿式仕上げを選ぶのか?

◎湿式仕上げをおススメする理由
・左官仕上げの美しさ
・将来のメンテナンス費用を安価にする

湿式仕上げの魅力といえば、左官職人が丁寧にコテ塗りで仕上げていく趣ある美しさ。
そして、将来のメンテナンス費用が掛かりにくいこともメリットの一つといえます。

サイディング仕上げの外壁は、10年を目安に塗り替えの補修が必要になってきます。
そのほかにも目地などの経年劣化は避けられません。
外壁は、見た目の美しさだけじゃなく、雨漏りなどから家を守る大切な役割を果たしています。
おうちを健やかに長く良い状態で保つためにも、一定のメンテナンスは必須と言えます。

外壁の補修は足場の設置が必要になりますから、相当の費用がかかることを将来の資金計画に入れていくことがおススメです。

一方、湿式仕上げると、サイディングのような再塗装やコーキングの打替え費用は不要になります。

とはいえ、軽微なクラックや、長い年月をかけて少しずつ蓄積されていった汚れが気になってきた場合は、メンテナンスが必要になります。
周辺の住環境や、気象条件によって、このメンテナンス時期は左右されます。(サイディングでも同じですね)
それもサイディングよりは長持ちすると考えています。

高耐久の屋根材もいつかはメンテナンスが必要になりますから、その時と合わせて外壁のメンテナンスを行うと、足場費用が一度で済みます。

外壁専用スイス漆喰 カルファサード

香里の家では、スイス漆喰 カルクファサードを採用しています。


【今回は、サハラ色を採用。
水分を含んでいるので色が濃く見えますが、乾くともう少し淡い色になります】


【乾いた後のサハラ色。キレイな発色です!】

左官職人が心を込めて塗り上げました。
手仕事で仕上げる壁の風合いは、左官仕上げならでは。

スイス漆喰 カルファサードとは

 スイス漆喰は、今から2~3億年前、地球上がほとんど海だった頃の、サンゴやアンモナイトが堆積して形成された石灰石が原料。
このアルプス山脈の石灰石は、水や空気をキレイにする作用があります。

その石灰石を約950℃の低温でゆっくり焼成してできたスイス漆喰は、柔軟性と硬さを持ち合わせ、数十年かけてゆっくり強化し、強固な壁を作っていきます。

特長【1】:自然素材で安心・安全

なんといっても天然素材100%!
住む人に安心してお使いいただける、自信を持っておススメできる素材です。

特長【2】:壁の美しさを長く保つ

スイス漆喰は、天然の自浄作用があるため、色あせや汚れの定着を抑制してくれます。

スイス・アルプスの高純度の石灰石が、透明感ある外壁を作り出し、長くそのキレイさを保持します。
耐候性・防カビ性に優れていて、カビの付着や発生を予防。
高品質で高耐久な塗り壁材です。

特長【3】:カンタンにメンテナンス可能

 メンテンナンスもカンタン。
汚れが気になってきたら、天然漆喰塗料を上から塗ることで、アルカリが戻り、美しい外壁に戻ります。
但し、汚れが蓄積してきたり、クラックが気になってきた場合は、再度塗り替えが必要になることもあります。

特長【4】:遮熱効果で室内を快適にするお手伝い

スイス漆喰の優れた遮熱効果は、反射率91%。快適な室内環境づくりに貢献します。

 

スイス漆喰 カルファサード採用の注意点

スイス漆喰を採用するうえでの注意点としては、自浄作用があるとはいえ、汚れが完全に付着しないわけではないことです。

スイス漆喰の優れた効果を発揮するためには、まずは家の断熱性を高めることに加え、日当たりや乾燥具合も重要だと考えています。
特に注意していただきたいのは、雨だれや油汚れなど。
雨だれは、軒の出や庇などの設置に注意して、常時雨だれが外壁につかないように配慮しましょう。
(軒の出・庇は、夏の日射遮蔽対策にも重要なポイントです)

また、湿式仕上げの壁に共通していえることですが、クラック(ヒビ)が起きる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
軽微なクラックは、乾燥収縮などで起きる可能性もあります。
クラックが入ったからといって雨漏りすることはありませんが、見た目を気にされる方は注意が必要です。
(軽微なクラックは、カンタンに補修することもできます)

また、想定外の大きな地震が起きた際には、クラックが起きる可能性が高いです。
(これは、ほかの外壁材でもいえることですが・・)

最後に、天然素材のスイス漆喰は、白さが特長の外壁塗り材です。
堅牢性と美しい透明感があり、色を付けたい場合は、天然成分100%の天然鉱物の顔料で行います。
自然素材ならではの淡い色が特長のスイス漆喰は、この顔料で色を着色しても、あまり濃い色を出すことは難しいです。
従って、外壁に濃い色を採用したい方は注意が必要です。

スイス漆喰カルファサード まとめ

最後に、スイス漆喰カルファサードのメリットと注意点をまとめます。

◎メリット
・天然素材100%で安心してご使用いただける
・自浄作用で長く美しい壁を維持できる(但し、環境による)
・耐候性、耐久性、防カビ性が高い
・美しい左官仕上げを楽しむことができる
・将来のメンテナンス費用抑えることができる

 

◎注意点
・濃い色は選べない
・クラックに注意が必要である
・家の断熱性、軒の出や庇などの位置や長さに配慮が必要
・自浄作用があるとはいえ、完全に汚れが付かないとはいえない

 

ご参考になればうれしいです。

香里の家の外壁は、付け柱の間は異素材を使って、かっこよく仕上げます。
また、その様子もご紹介します~

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