ライフスタイルに応じて、家を使いやすくリフォームできる「減築」

ライフスタイルに合わせて行う「減築」で、もっと住みやすい我が家に

おうちを建ててから、何十年と時が経ってくると、ライフスタイル、ライフステージが変化してきます。
そのときに、家のあり方も見直すちょうど良い時。

たとえば、多いのが「子どもにそろそろ一人部屋を作ってあげたい」というご相談。
または、子どもが大きくなるにつれて、収納のスペースをもう少し確保したい、などなど。
または、その逆で、大きくて広すぎる家をより使いやすくコンパクトにするご相談も増えているんです。

そのリフォームを、「減築」と言います。

今ある家をもっと住みやすくコンパクトにする減築

減築は、増築の反対。
読んで字の如く、現在暮らしている住宅を狭くすること、です。

ライフスタイルやライフステージの変化がきっかけですることが多いリフォーム。
減築も、そういったライフスタイルの変化によって、必要なくなった部屋が出来たり、2階がいらなくなったり、そういった理由で家をあえて小さくコンパクトにしたりします。

今の家の使い勝手に不満やお悩みをお持ちの方へ

子供たちが独立して、使っていない部屋が増えたり、2階への上り下りが足腰に負担がかかり、いつの間にか2階をほとんど使わなくなったり。
このように、家が広すぎてお困りではありませんか?
そういった方にこそ、この「減築」はオススメです。

普段の生活で感じていた生活空間である家に関する不満を解消。生活に必要なスペースと生活動線を見直すことにより、より暮らしやすい空間にがらりと変身!

家をすべて取り壊して建て直すのではなく、不要な部分だけを取り除く「減築」。
いろんな減築の仕方と、そのメリットをご紹介します。

減築」するメリットとは

1、家のメンテナンスに費用が軽減される

大きな家がコンパクトになると、家のメンテナンスの費用もその分少なくなります。
たとえば、定期的に塗りなおす必要がある壁や屋根については、塗り直しの面積が少なくなれば、その分工事費用が少なくてすみます。

また、使っていない部屋があると、使わないことにより風が通りにくくなったり、日が十分に当たっていなかったりすることによって、気付かぬうちに結露が起きていたり、予想をしていなかった部屋の劣化や傷みを見逃してしまい、気付いたときに修繕費用が思った以上にかかってしまう、といったことも。

使用していない部屋がある場合は、定期的に換気し掃除し、お手入れは欠かさないようにすることがオススメ。

2、家のお手入れ・掃除の負担が軽減される

1、でも少し触れましたが、家はきちんとお手入れすることが大切です。
メンテナンスもしっかり行って、時には修理したりして大切にお手入れすれば、自ずと家の耐久年数、つまり、持ちが良くなります。

そのためには、掃除も大切。

つまり、家が大きいほど、掃除の負担も大きくなります。
従って、不要な部屋がなくなれば、家のお手入れも楽になります。

3、家の耐震性が上がる

これは、減築の仕方によって一概にはいえませんが、たとえば2階建ての2階部分を撤去し、平屋に減築すると、家の耐震性があがります。

また、コンパクト住宅にすることを機に耐震性を上げる耐震補強工事も同時にすることもできます。

4、階段の昇り降り、家の行き来などでの身体の負担が軽減される

高齢の方には、特に階段の昇り降りは足腰に負担をかけます。
また、家の中でも一部分しか使っていないのに、家の配置によっては、不必要な移動を強いられることも。
いらないところを省くことによって、日常生活の動線がよくなり、もっと身体に楽な生活が出来る湯になります。

5、日当たりが良くなる

建物が低く小さくなったり、たとえば2階がなくなって、1階の日当たりがとてもよくなった。天窓をつけてより日当たりがよくなった、など、現在のお住まいで日当たりに不満がある場合は、減築で日当たり問題を解決することができる場合もあります

6、間取りの自由度が上がる

減築で、より間取りを好きに決めていただくことができることも。
たとえば2階をなくせば、階段は必要なくなりますし、減築でもっと自分の好きな家を作る夢が叶うことも!

7、庭で家庭菜園など、庭作りを楽しめる・駐車場を広くとれる

敷地に占める建物の面積が小さくなれば、その分庭を広くとることができます。
お好きな家庭菜園を楽しんだり、または駐車場をもっと広く確保することができることも。

8、防犯面の安全性が上がる

大きな家に、たとえばご夫婦お二人で暮らしておられる場合、どうしても日々目が行き届かない所も出てきます。
日常的に使っているところは意外に少しのスペースだけだった、というお声も。

このように、普段足を踏み入れない場所があると、泥棒に侵入されやすかったり、侵入されても気付かないことも?!
家をコンパクトにすることによって、そういった防犯性の向上も期待できます。

9、家の寒さ・暑さのお悩みが解消され、月々の光熱費の負担も軽減される

元々建っている家が、高気密・高断熱住宅の場合は別ですが、もし今ある大きな家の冬の寒さ・夏の暑さにお悩みの方は、減築を機に家の寒さ・暑さのお悩みを解消することができます。

家をコンパクトにすることにより、冷暖房効率が上がり、月々の光熱費もぐんと安くなります。
断熱性を上げるための適切な施工がプラス必要になりますが、大きな家よりも工事費が安価ですみます。

その他、減築によって、住宅部分の専有面積が減ることで、固定資産税が少し軽減されることも考えられます。
また、建替えよりも減築の方が建築費がローコストで済むことも。

まとめ

 

【減築とは?】
今住んでいる家をダウンサイジングすること。
つまり、使わなくなった部屋をなくしたり、家自体をコンパクトに小さく使いやすくすることで、より居心地良く暮らしやすくするためのリフォームのこと。

 

【減築のメリットとは?】

1、家のメンテナンス費用・維持費のコストが軽減される
2、家のお手入れ・掃除がラクになる!
3、家の耐震性が上がる
4、生活動線が良くなり、より暮らしやすくなる
5、家の日当たりがよくなる
6、間取りの自由度が上がる
7、庭や駐車場が広くなり、自由に使える土地スペースが広がる
8、防犯面の安全性が高まる
9、家の断熱性・機密性があがり、冬の寒さ・夏の暑さのお悩みが解消する
10、固定資産税が安くなる

 

◎リフォーム一例:家族が集まるリビング・ダイニングをより居心地良く。【家族の笑顔が集う家】

 

減築の方法

1、2階建てを平屋に減築する

減築をされる方で、一番多いご要望が平屋への減築です。

平屋への減築(イメージ)

・子供さんが独立して、一緒に住むご家族が減った。
・足腰に負担がかかる階段の昇り降りがイヤで、2階をほとんど使わなくなった。
・家の耐震性を上げたい

このような理由から、平屋への減築をご希望される方が多いです。

平屋になることで、階段を作る必要がなくなるため、より自由に家の間取りを決めていただくことができることも。
2階がなくなることで、建物の重量が減るので、耐震性が向上し、より揺れの少ない安定感のある家になることが期待できます。

2、平屋の一部を減築

平屋の一部を減築(イメージ)

もともと平屋である住居の一部を減築することもできます。
不要な部屋をなくし、より生活しやすい間取りにできます。

家がコンパクトになることによって、庭や駐車場、駐輪場、物置、など使用できる土地が広くなります。

3、2階建ての1階と2階を垂直に切り取る減築

2階建ての2階と1階を垂直に切り取る減築(イメージ)

1階、2階を一緒に減築して、家を小さくすることもできます。
2、の平屋自体の減築と同様、土地をより広く活用することができます。

4、2階の一部を減築

2階の一部を減築(イメージ)

2階建ての部分で不要になったところを一部減築することもできます。
使わなくなった子供部屋、トイレ、洗面所、など、減築する部分も様々。2階の一部がなくなることで、1階の日当たりを良くすることにつながることも。

まとめ

住みなれた家、ご先祖様から受け継いだ大切な家を、ライフスタイルに合わせてより住みやすくリフォームすることのできる減築

これからどんな家で、どんな生活を送りたいのか?

ご自身に合った生活の仕方で、毎日をもっと元気に・快適に過ごすことのできる家にするために、減築も一つのリフォーム方法としてオススメです!

家はもっと快適なものになりますよ!

 

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