住宅の高断熱化に重要な、サッシの選定

01 高断熱高気密の家づくりでは、開口部の施工が非常に重要なポイント

家の中で、開口部(窓や玄関など)が占める熱損失の割合はとても大きいです。

夏、窓際からむんむんとした熱気が入ってきたり。
冬、窓際からすーっと冷気が入ってくる、窓が結露でぐっしょり濡れる、という経験はありませんか。

開口部の断熱性気密性が低いと、冬寒く夏暑い家になりやすく、光熱費もかさみます。

また性能だけではなく、窓の設置位置、数、位置毎の窓の種類等の選定は、高断熱高気密の家づくりにおいて非常に重要な要素です。

◎窓:世界トップクラスの断熱性を誇る、高性能トリプルガラス樹脂窓

断熱気密性も高く高機能でデザインも美しい、高性能トリプルガラス樹脂窓。

寒い日にはあたたかな太陽の日差しをたっぷりと取り込み、室内をあたためてくれる手助けに。
暑い日は外からの熱気を遮断する効果があります。
季節の良い日には、窓をあけると、風が心地良く家の中に入ってきます。

熱を伝えにくい高性能トリプルガラス樹脂窓は、住宅の温熱環境改善と、省エネ化にも一役買ってくれます。

※建築地によっては設置できるサッシの種類に制限があります。

【YKKAP APW430 高性能トリプルガラスの樹脂窓】

◎サッシ廻りの断熱気密、防水処理

高気密高断熱住宅に仕上げるために、サッシもただ取り付けるのではありません。
設置される高性能トリプルガラス樹脂窓の高い断熱性・気密性がいかんなく発揮できるように、開口部には防湿、防水、気密の処理を行います。

開口部分に、防風、気密、防湿、防水、耐久性に優れた高性能透湿防水シートを貼り、気密防水テープも貼ります。
気密防水テープは、気密性、耐久性が高く、断熱材の結露やカビの発生を予防します。

手間のかかる作業ではありますが、丁寧にしっかりと防湿、防水、気密の施工をしておくことで、開口部の断熱気密性がぐっと上がります。

また、断熱性、気密性共に優れた高性能トリプルガラス樹脂窓が、このひと手間を加えることによって、本来の効果がきちんと発揮され、かつ、長期性能維持の手助けとなります。

【掃き出し窓下部に気密処理と雨水侵入を防ぐ雨仕舞中】

◎高断熱玄関ドア

玄関は、高断熱ドアで家の熱損失を防ぎます。

高断熱玄関ドアの一例。
YKKap イノベストD70。
高耐候の天然木が美しく、木の風合いと重厚感たっぷりで存在感があります。

デザイン性だけでなく、特筆すべきはその優れた断熱性能!
断熱性能U値は0.90!
扉の厚みは82㎜あり、存在感があります。

屋外でも安心して使える、高耐候の天然木なので、反りや割れ、腐れを抑制。長く美しいドアを楽しめます。

スマートコントロールキー対応で、車のようにキーレスを実現。
扉の開け閉めに、鍵を取り出す手間がなくなり便利!

毎日使う玄関ドアだからこそ、キーレスはとても使いやすくおススメです。

 【高断熱玄関ドア YKKAP イノベストD70】

高断熱の窓と玄関で、家はもっと住みやすくなります。
これからの家づくりにおいて、サッシの設計計画及び高断熱化は欠かせない重要なポイントです。

 

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