中川義仁 自己紹介へ

基礎断熱を行う時に重要なシロアリ対策

2022/03/15(火) NAKACHUの家づくり

一気にあたたかくなってきましたね。
中川忠工務店中川義仁です。

関西でパッシブハウスを狙う【宇治の家】。
基礎工事が進んでいます。

基礎工事は、その字の通り建物の基礎となる、建物を支える土台となる非常に重要な施工です。

家が建った後は見えなくなる基礎ですが、家の耐久性を高めるためにも丈夫で頑丈な基礎施工を行う必要があります。

そして、高断熱高気密で冬の寒さや夏の暑さから家を守るためにも、基礎の断熱施工も大切なポイントとなります。

一年中快適な室温に保つために大切な「基礎断熱施工

基礎断熱は、「基礎の部分を断熱施工する」こと。
基礎の立ち上がり部分に断熱材をはっていくんですね。

ちなみに基礎断熱を行わない場合は、床断熱と言って床の裏側に断熱材を貼っていく断熱工法を行ったりします。

より地下からの熱の影響を受けにくい家にするために、高断熱高気密NAKACHUの家では「基礎断熱」をおススメしています。

基礎断熱:基礎外断熱と基礎内断熱

「基礎断熱」の中にも、「基礎内断熱」と「基礎外断熱」とって、二通りの基礎断熱の施工方法があります。

これは、基礎のどこに断熱材を入れるかの違いになります。

「基礎内断熱」は、基礎の立ち上がりの内側に。
「基礎外断熱」は、基礎の立ち上がりの外部に、断熱材を貼っていきます。

弊社は、「基礎外断熱」をおススメしています。

基礎断熱を行うために重要な「シロアリ対策」

家の高断熱高気密化の手助けとなる「基礎断熱」ですが、注意しなけらばならないのが“シロアリ対策”です。

家づくりにおいて、シロアリ対策は重要なポイントのひとつ。
末長く家を状態良く保つためにも、シロアリの被害から家を守るための施工が大切になります。

防蟻・防湿・防水シートは、より白蟻効果に優れたものを使う

基礎の過程で施工する、防蟻防湿防水シート。

基礎下の土壌からの湿気から家を守り、かつ、シロアリの侵入からも家屋を守ってくれます。

今回採用いたしましたシートは、シックハウス指定物質は含まず、防蟻成分がシートから流出・揮発することがありません。
環境にやさしく、そこに住む人にも安心・安全性の高いものです。

また、一般的に土壌処理等の薬剤散布は5年程度で効果がなくなりますが、このシートは長期に効果の持続が期待できます。
長く白蟻から家を守る心強い手助けとなります。

捨てコンクリート、外周型枠施工完了

シートが敷設後、捨てコンクリートを施工。

捨てコンクリートは、基礎の土台を良好に保つために大切な施工です。

建物の基準の高さの調整や目安となったり、墨出しがやりやすくなり、作業効率も向上。
防蟻防湿防水シートの固定という効果もあります。

そして外周の型枠施工が完了。

いよいよ、基礎外断熱施工(EPS:発泡スチロール断熱材)を基礎に取り付けていく作業が始まります!

 宇治の家、引き続きしっかりと施工して参ります!

宇治の家の現場レポートはコチラをクリック→【宇治の家現場レポート

 

施工事例集

現場レポート

*お問合せはLINEからがカンタン!24時間受付中。

LINE

 

 

1ページ (全69ページ中)