中川義仁 自己紹介へ

室温18℃未満の家は寿命を縮める

家の中の寒さは我慢すると、健康のリスクが高まります

こんにちは!一年中快適な室温で暮らす、夏は涼しく冬はあたたかい高性能な高気密・高断熱住宅作りが得意な、枚方の中川忠工務店、中川義仁です。

今週は大寒波到来。枚方もめっちゃ寒いです。

私は寒さが苦手です(笑)
夏が好き、冬が好き、春が好き、秋が好き。いろんな好みがあると思いますが、私は断然、寒いより暑いを選びます!

と、こんな風に好みだけの問題だったら良いのですが、寒さは私たちの身体に大きな負担をかけます。
それも、外の寒さではなく、室内の寒さ。

そう、室温が18度未満の家は寿命を縮める、という研究結果が出ているのです。

室温が18℃未満の家は、住む人の寿命を縮める

先日、羽鳥さんのモーニングショーで「室温が18度未満の家は寿命を縮める」と題して、特集が放送されました。

これは、私も声を大にして皆様にお伝えしたいこと。
影響力の大きいテレビというメディアに取り上げられたことが嬉しいです。

やはり、自分や大切な家族、友人、人の身体に・命にかかわることなので、一人でも多くの方に知っていただきたい事実です。

羽鳥さんのモーニングショー

お話して下さった先生は、慶應義塾大学 理工学部教授 伊香賀 俊治先生。
快適で健康を増進させる居住空間の実現方法などを研究されていらっしゃいます。

伊香賀 俊治先生

日本の住宅は、世界的にみても住宅の断熱性能は遅れています。
ようやく住宅の省エネ義務化が始まろうとしていますが、今もまだ無断熱の家が多いです。

断熱性能が低い家は、冬の室温がかなり低くなってしまいます。
室温18℃未満の家に住む人は18℃以上の人より、高血圧になるリスクが6.7倍、関節症を発症するリスクが3.8倍と健康のリスクが高まります。

また、心疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳血管疾患、呼吸器系疾患などの重篤な病気の発症リスクが高まることもわかっています。
死に至ることもあり、また、重い障害が残ることもあります。

つまり、寒さはもはや我慢するものではありません。
深刻な病気を引き起こす前に、適切な対策が重要です。

 

あたたかい家は、血圧にやさしく、関節の痛みもやわらげます。

寒くなりがちな、寝室・脱衣所・廊下・トイレ。家中の温度ムラも、私たちの身体に大きな負担をかけます。

 

住宅の高断熱化がきちんと行われているイギリス

ところで、先ほども日本の住宅性能は世界的にみると遅れていると書きましたが、では、他の国はどうなのでしょうか?

たとえばヨーロッパ諸国では、いち早く住宅の高断熱化が進んでいます。
その中でもイギリスでは、保健省の指針で室温18℃未満の住宅は健康を害するとして、建てないような取り組みが行われています。

そして、室温18℃未満の賃貸住宅は「改善命令」もしくは「解体命令」が出されます。
国が、住宅の性能を上げるようにきちんと取り組みがなされているのです。

イギリスでは18℃未満の室温になる家は危険と認識されている

21℃が室温の推奨温度。16℃未満で、肺炎、心筋梗塞、脳卒中などの発症リスクが高まります

日本では、残念ながら冬に室温が18℃を切ってしまう家はたくさんあります。
外国から日本に来た方が、日本の冬の住宅の寒さに驚かれることが多いそうです。

そして、日本で最も住宅の断熱化が遅れている地域は、「中途半端に温暖な都道府県」(笑)

冬がとてつもなく寒い北国は、日本で住宅の断熱化がいち早く進んでおり、冬でも快適な室温で暮らせる家がたくさんあります。
その代表的な都道府県とは?

日本で最も寒い北海道は、その寒さから住宅の高断熱化がいち早く行われている

家の寒さと死亡リスクの関係は、結果として出ています。

日本で最も寒い北海道。しかし、その寒さ故、北海道の住宅は日本の中でも住宅の断熱化がいち早く行われています。
北海道の居間の平均気温は21.5度。鳥取の居間の平均気温は16.9度。
こんなにも温度差が出ています。北海道の住宅のなんとあたたかいこと!!!

そして、北海道の冬季死亡率は、なんと、日本の都道府県の中で最も低い結果が出ています。

都道府県別の冬季死亡率

この結果を見ると、冬季の寒さが影響する死亡事故は、外の寒さが起因ではないと考えられます。
いかに、家の中の寒さが私たちの身体に大きな影響を与えているかわかります。

そう、気を付けるべきは、「家の中の寒さ」なんです。

 

では、家の寒さはどうしたら良いのでしょうか。

 

家はあたためることが大切

やはり、一番に行っていただきたいことは、家の中をあたためること。
暖房費のコストを懸念して、我慢強い気質の我々日本人は、寒さも根性で耐えて乗り切ろうとします(苦笑)

今は、そんな時代ではありません!!!

夏の暑さもそうですが、冬の寒さも我慢せず、適切に暖房を使いましょう!
命を落としたり、病気になって思うように働けない、好きなことができなくなるリスクを考えると、暖房費を払った方が私は良いと思います。

1、まずは足元をあたためる

冷えは足元から。床暖房やホットカーペットを利用して、足元をあたためましょう

寒さは足元から。ホットカーペットを利用する

2、暖房をつけっぱなしにして、家全体をあたためる

理想は、暖房のつけっぱなし。
リビングや居室だけがあたたかくなれば良いのではなく、家全体をあたため、寒くなる場所を作らないこと。

特に寒くなりがちな、トイレ、洗面所・脱衣場、浴室、廊下は要注意です。

理想は一日中暖房つけっぱなしで、家全体を18℃以上に保つこと

家の中の温度ムラが、身体に大きな負担を与えます

3、理想の湿度40%を保つ

また、冬の空気は乾燥しがち。
加湿器を適切に使って、理想の湿度を保ちましょう。目安は湿度40%。

ただし、加湿しすぎると、結露・カビ・ダニの発生の原因にもなります。
適度に換気し、加湿しすぎにご注意ください。

エアコンと加湿器を上手に使いましょう

 

 

加湿し過ぎも要注意!室内の湿度は40%程度が適切

4、寒くなりがちな場所に暖房器具を設置する

特に寒くなりがちなのに、暖房が無いことの多いのが
◎廊下 ◎トイレ ◎洗面所・脱衣室 ◎浴室

適切な暖房器具を設置して、寒くなりすぎないように注意しましょう。
特に高齢の方はお気を付けください。

特に寒いところは、個別に暖房器具を用意しましょう

家を断熱改修して、家自体を寒さに強くして根本的な問題の解決を行うこと

そして、今回私がとても気になったこと。
それは、番組のコメンテーターの方も、しきりに暖房費の負担について懸念されておられました。
やはり、暖房をかければかけるほど月々の光熱費は高くなります。

しかし、適切な断熱改修工事を行って、家自体が寒さに強くなれば、暖房費のコストを気にしながら暖房をつけることはなくなります。
少しの暖房で、家全体があたたかくなります。

それをいち早く行っているのが、北海道をはじめとした北国の家作りなんです。

イメージでいうと、家自体があたたかなダウンコートを身にまとっているようなものです。
半袖の服装では、暖房をがんがんにかけても寒いですよね(苦笑)
半袖の服装の家が、まさに無断熱の家といえます。

これから家を建てる方は、必ず断熱性能は気にしていただきたい。

そして、既存の住宅の方でも、断熱材をしっかり入れ直し、断熱性能の低いアルミサッシに単体ガラスの窓から、断熱性能の高い樹脂サッシに複層ガラスに変えるだけで、もっと家はあたたかくなります。

こういった事実をもっとたくさんの方に知っていただきたいと思います。

日本列島にただいま大寒波到来中です

 

みなさまのお住まいがもっとあたたかくなりますように。
これからも、性能の良い家作りを行っていきます!

本日は以上です。

 

 

◎家は性能!少しの冷暖房効率で、夏は涼しく冬はあたたかい。
一年中快適な室温で暮らすことのできる、高性能な高気密・高断熱住宅作りが得意。
株式会社中川忠工務店
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