大阪北部地震に学ぶ。日頃からの自然災害に対する備えとは
【もしもの災害に備えて、ご家族様で集合場所などを決めておきましょう】
大阪北部地震に学ぶ。日頃からの自然災害に対する備えとは
1、緊急事態に備えて家族で安全確認の方法を決めておく
地震などの災害が起きたとき、何をおいても家族が大丈夫なのかどうかすごく不安になります。
平成30年6月の大阪府北部地震のときも、発生直後はデンワが非常につながりにくい状態になりました。
緊急事態が発生したとき、どのように安全確認を行うのか?どこへ集合するのか?
特に大阪だと、通勤や通学で離れた場所に行ってしまっていることも多いです。
今一度、ご家族の皆様で話し合われていると良いかと思います。
2、家具の固定や配置の見直しを
大阪北部地震の後、たくさんの方からお話を聞かせていただいて、やっぱり多かったのが「物の落下・転倒」です。
食器が飛び出してきて割れた、棚が倒れてきた、テレビが落ちてきた、などの物の落下や転倒の被害が多かったです。
ちょっとの物でも急に頭に落ちてくるとケガにつながることも。
大きな揺れに備えて家具は固定し、棚の上は物が落ちてこないように落下防止策をしておきましょう。
3、屋根や外壁など、家のメンテナンスを定期的にしておく
大阪北部地震の時、ご相談がとても多くて驚いたのが家の被害です。
多かったのが、
・屋根瓦のズレ、落下、損傷
・外壁のクラック(ひび割れ)、損傷
・塀の損傷
・窓ガラスの割れ
・タイルのヒビ割れ
・クロスの割れ など。
特に最も大変だったのが、やはり屋根瓦です。
屋根瓦はズレてしまたり、落ちてしまうと雨漏りの原因になるので、早急な処置が必要になります。
弊社でも、出来る限りブルーシートを掛ける処置をさせていただきましたが、一時はブルーシートが手に入りづらくなるほど、屋根に被害を受けたおうちがたくさんありました。
また、外壁のクラック(ひび割れ)も、放っておくとそこから雨がしみこんできて、こちらも雨漏りの原因に。
どの被害も出来る限り早い補修工事が望まれますが、こういった自然災害は一気に被害が広まるため、なかなか補修の手が追いつかないことが現実です。
工事の順番が回ってくるまで待たなければならないうえに、天気はどんな風に変わるのか予測不可能。
西日本の豪雨のような、未曾有の大雨が降り続くことも。
雨が降っていると処置はできませんし、もちろん工事もストップです。
いざというときに慌てないためにも、日頃から、屋根、外壁、樋、ベランダなどの外回りのメンテナンスを行っておくようしましょう。
4、停電、ガスの停止、水道が出なくなる、などのライフライン不通に備えて準備しておく
いつ起きるかわからない災害に備えて、日頃から非常用持ち出し袋や非常食、飲料水などの準備をしておきましょう。
・飲料水 1人1日3リットルを目安に、3日分程度
・非常食 乾パン、飴、チョコレート、缶詰、ビスケットなど、日持ちする食べ物を3日分程度
・下着や衣類
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウェットティッシュなど
・懐中電灯(予備の電池)、ろうそく、マッチ、携帯ラジオ、など
・缶切り、毛布、救急箱、薬、絆創膏、など
飲料水や非常食は、定期的に賞味期限をチェックしておくようにしましょう。
また、お水は、飲料水とは別に、物を洗ったりトイレを流したりするための生活用水を日頃から貯めておくと、いざというときに役立ちます。
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