枚方市で、
ドイツ発祥の省エネ基準を満たすパッシブハウスをはじめ、
一年を通して省エネルギーでも快適に過ごせる高断熱高気密住宅の注文住宅新築工事を行う、
中川忠工務店の中川義仁です。
先日参加した、勉強会のお話。
弊社も会員になっている、
一般社団法人ロングライフ・ラボ主催の勉強会に参加してきました。
【勉強会の様子】
命と健康を守れる家づくりのために
一般社団法人ロングライフ・ラボは、
「人」「コミュニティー」「地球環境」が、健全な状態を維持するための「情報提供」を通じて「持続可能な社会」の実現を目指していきます。
重点的に取り組んでいるのは、住まい・健康・環境。
(ロングライフラボHPより引用)
◎ロングライフラボHP↓
中川忠工務店も、ロングライフ・ラボの取り組みに共感し、
命と健康を守れる家づくりを目指しています。
【高断熱高気密 八尾の家】
寒さや暑さで体調を崩す家が多い日本
寒い冬、気温差によるヒートショック(急激な血圧上昇降下)で意識を失い、浴槽内で亡くなられる方(溺死者)が年々増え続けています。
ヒートショックで亡くなる方は、年間約1万7000人と推計されています。
これは、2018年の交通事故死者数3532人(交通白書調べ)の約5倍にもなります。
なぜ、ヒートショックが起きてしまうのか?
その原因は「家の寒さ」にあります。
【家の寒さは私たちの健康を脅かします】
家の中で起きる気温差は、私たちの体に負担をかける
多くの日本の住宅は、暖房をつけている部屋は暖かくても、無暖房の廊下やトイレ、浴室などは寒く、大きな寒暖差が生じてしまいます。
今の新築住宅であっても、家の寒さが原因でヒートショックや健康被害が起きる可能性があります。
また、尋常じゃない暑さを記録することが多くなった日本の夏では、家の中にいても熱中症を発症する方が増えています。
問題は、戸建て住宅における省エネ基準がまだまだ低く、低断熱な家でも建てられてしまうことにあります
だからこそ、寒い家・暑い家は健康被害を起こすリスクがある事実を多くの方に知っていただきたいし、
これから家を建てる方や今お住まいの住宅の暑さ・寒さにお悩みの方には、
住む人の命と健康を守れる高断熱高気密住宅や高断熱リフォームの普及が進むよう、取り組んでいきたいと思ってます。
【ヒートショックは浴室での発生が多いので注意が必要です】
限りある資源の循環化を目指す取り組み
それだけじゃなく、
高断熱高気密住宅の普及は、住宅におけるエネルギーの消費量を減らし、
異常気象の原因ともなる、地球温暖化を抑制することにもつながります。
そして、建物性能をしっかりと維持し、耐震面でも安心・安全な家を建てることで、長く良い状態を維持できる住まいが実現します。
スクラップ&ビルドで、「建てては壊していく」が主流の日本の家づくりから、耐久性の高い家づくりにシフトしていくことで、家を壊すまでの期間が長くなり、解体によるゴミの発生を減らすことにもつながります。
【大阪パッシブハウス。次世代に住み継いでいける、耐久性の高い家】
限りある資源を、エネルギーを、もっと大切にし、
より良い状態の環境を次世代に残していけるよう、できることはたくさんなります。
そんな想いから参加した勉強会。
長くなってきましたので、続きは次回に。
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