中川義仁 自己紹介へ

パッシブハウス・ジャパン設立9周年記念大会に参加

公開日:2019/03/20(水) 更新日:2019/03/24(日) NAKACHUの家づくり

中川忠工務店も賛助会員になっております、パッシブハウス・ジャパンの設立9周年の記念大会が福岡にて行われました。

中川忠工務店の大工の棟梁、中川義仁です。

パッシブハウス・ジャパン 9周年記念大会
【PASSIVE HOUSE JAPAN 設立9周年記念大会】

 パッシブハウスとは

厳しい燃費の基準を乗り越えた家のこと。
 
断熱材や高性能な窓、熱ロスの少ない換気システムなどを駆使して、 寒さや暑さをガマンしない、快適さを生み出す家。
 
自然の力を最大限利用し、少ないエネルギーで、快適な暮らし。
 
日本の気候風土を利用した燃費の基準を、パッシブハウスジャパンは示します。
 
 このパッシブハウスの家づくりと出会って、私の建築人生が大きく変わったと言っても過言ではないほど、数え切れないくらいたくさんの良い刺激をいただいております。
 
まさに「住み手の方の健康と住み心地をとことん追及した妥協しない家づくり」
 
記念大会は、パッシブハウスの家づくりに感銘を受けた建築仲間が全国から集まるまたとない機会。
 
今年も参加できてとても嬉しく思っています。
 
・
 
記念大会の目玉と言いますと。
 
なんといっても「エコハウス・アワード2019」
 
パッシブハウス・ジャパンの会員の方が、昨年建築されたパッシブハウス(もしくは、それに準じる推奨エコハウス)でエントリーし、
 
かつ一時審査を通過して、見事ノミネートされたものから大賞(その他各部門賞など)が決定するというイベント!
 
投票できる
【参加者は、ノミネート作品に投票することもできます】
 
これは、大変おもしろいだけでなく、とても勉強になります。
 
ノミネートされた建物の設計概要、設備仕様、断熱仕様などを見ることで、様々な土地の条件で、どのように高い断熱性能が維持できるように設計されているのか。
 
特筆すべきは、一次審査を通過しているからこそ、どの建物も非常にレベルの高い高性能な建物だということ。
 
記念大会資料
【エコハウス・アワード 2019】
 
・
 
この、エコハウスアワードにノミネートされた建物の中で、私が特に印象に残ったこと。
 
一つは、保育園の建物を高断熱・高気密化するという取り組み。
 
「パッシブハウスの流れを一般建築に活かす」
 
という想いのもと、幼保施設や福祉施設に広めることを意識して活動されているところに大変感銘を受けました。
 
 私も常々感じておりますが、建物の寒さや暑さは健康に悪影響を及ぼし、そして、その影響を最も受けやすいのは
 
「免疫力の低い、幼い子供さん、そして、体力が低下してくる高齢者の方々」であるということ。
 
小さな子供さんが長い時間過ごす幼保施設が、もっと子どもさんの身体にやさしい空間であったら。
 
体調を崩す子どもが減ることで、お母さん、お父さんや保育士さんの負担も軽減される。
 
そして。
 
「建物はもっと冬はあたたかく、夏は涼しく、空気がキレイであること」
 
幼いころから、良い住環境で過ごすことで、自然と高性能な建物の良さを肌で感じてもらえたら。
 
 この取り組みは、弊社でもぜひ勧めていきたいと感じました。
 
・
 
二つ目は、リノベーションでゾーン断熱工事を行うことにより、既存の建物を高断熱・高気密化する取り組み。
 
今、家が寒い・暑いお悩みを解決するのにオススメなゾーン断熱工事。
 
既存の建物を解体して新たに建物を建てなくても、「快適に住み継ぐ」ことが実現します。
 
私は、この「住み継ぐ」という考え方が好きです。
 
家族の歴史が詰まった建物を取り壊すのではなく、リフォームすることにより子どもや孫へ住み継ぐ。
 
築年数が相当年数経過している建物は、どうしても断熱性・気密性が低いものが多いのが現状です。
 
ですから、適切に断熱改修工事することで、断熱性・気密性を上げることができます。
 
 
また、建物を壊さずリノベーションすることで、産業廃棄物などのゴミの排出を減らすことにつながります。
 
私も家づくりを長年行ってきて、建物の解体時にどれだけゴミが出てしまうか身をもって感じています。
 
一部解体する中でも、その廃材の中に使えるものを再利用する取り組み。
 
建物の解体件数を減らす取り組み。
 
これらは、地球環境を守るためにも、これから建築業全体で真剣に考えるべき問題だと感じています。
 
限定のエコボトル

【パッシブハウス・ジャパン 限定のエコボトルも買えました】
 
エコボトル
【黒いボトルも欲しかったですが、売り切れでした(笑)】
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最後に、高性能な高断熱・高気密住宅を建てやすい予算でおさめるという取り組み。
 
やはり、性能を上げれば上げるほど、建築費が上がるという現実があります。
 
しかし当たり前ですが、どんな建物でも「予算」というものがあります。
 
お客様のご要望をお伺いし、出来る限りそのすべてが叶うように配慮するのも家づくりのプロの腕の見せ所。
 
お客様の大切なお金ですから、予算に合わせた家づくりの中でも、出来る限り性能も上げていくこと。
 
住み心地も、間取りも、デザインも、素材も、使い勝手も、・・。
 
妥協しない家づくりができるように。
 
・
 
大会の最後の挨拶での、松尾理事の一言。
 
「この記念大会に来ると、自分はまだまだだなあと痛感する」
 
というような言葉が心に刺さりました。
 
パッシブハウス・ジャパンの、高性能な家づくりをされてきている諸先輩方でもそんな風に感じるなんて、と驚くとともに。
 
この会に参加することで、どれだけ良い学びや刺激を頂けているか感動すら覚えました。
 
 
今まで家の性能に関しては後回しにされがちだった日本の家づくりの歴史を変えていると言っても良い、このパッシブハウスの家づくり。
 
新しいことを始めることは、並大抵のことではないし苦労もたくさんあります。
 
それを乗り越え、「日本の建物の性能を良くする」という信念の元、真剣に妥協することなく高性能な家づくりを行っている先輩方に負けないよう、私も頑張っていこうと決意を新たにしました。
 
2020年の記念大会には、弊社も応募できるように!!!
 
本日は以上です。
 
 代表理事の森さんと
【パッシブハウス・ジャパンの代表理事、森みわさんと】
 
 

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