家の寒さ対策に内窓の設置。結露抑制、防犯・防音効果も!

枚方市 A様邸

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内窓設置

1窓約60分のカンタン施工!内窓の設置で、部屋をあたたかく

中川忠工務店の緒方ゆうこです。

「北側にある部屋が冷えてさむい」

というお悩みを解消するべく、内窓の設置を行ってきました。

ざっくりとまとめると。

アルミサッシに単体ガラスの窓がついているお客様宅。

熱を通しやすいアルミサッシと単体窓では、外の寒い空気がどんどんお部屋に入って、室内の寒さが増すばかり。

そこで今ある窓の室内側に、断熱性の高い“樹脂サッシにLow-e複層ガラスの内窓”を取り付けることにしました。

 

1、施工前準備と室内の温度の様子のチェック

施工前のお写真
【施工前のお写真】

室内の室温の様子を、赤外線サーモカメラでチェック。

サーモカメラの様子

【サーモカメラで室温チェック】

窓回りは濃い青紫色になっており、いかに窓から冷たい空気が部屋に流れ込んできているかがわかります。

暖房無しの状態ででは、部屋の中がとても冷えてしまっています。

2、既存の窓の内側に、四方に枠を取り付けていきます

今ついている窓の内側の四方に、枠を取り付けていきます。

枠を取り付けます
【枠を取り付けます】

A様のお宅には、元々内障子が付いていらっしゃったそうです。

不要になったので、A様が撤去されたとのこと。

障子枠がついていても、この枠を取り付けることができます。

障子の枠がついてます
【障子の枠があります】

3、あとは内窓を取り付けるだけ

四方に枠がついたら、後は内窓を取り付けるだけです。

とてもカンタン施工です!

今回は、内窓を4つ取り付けました。

内窓がつきました
【内窓が設置できました】

 

内窓設置完了です
【障子のような雰囲気の内窓がつきました】

和室の雰囲気に合わせて、今回は横繁吹寄格子タイプを選びました。

和紙調ガラスと組み合わせて使い和障子の趣きを演出してくれます。

 

二重窓になっています
【窓が二重窓になりました】

 

外から見るとこんな感じになります。

 

目隠し効果もあります【外から見ても、外観を損ないません】

 和紙調のガラスなので目隠し効果もあり、外から部屋の中が見えません。

そして、何といっても嬉しい所が、施工がとても速いということ。

壁を壊すような大がかりな工事も不要。1窓約60分※と言われていますが。
(※窓の大きさや状況によって変わります)

今回は、1窓約30分。4窓、2時間程で完了しました。

 

 

気になる室温の様子は・・・

サーモカメラの様子
【サーモカメラの様子】

 

内窓設置前は、窓回りが濃い青紫色でとても冷たくなっていました。

内窓を取り付けると、窓回りが黄色からオレンジ色に。

窓回りの冷気が緩和され、空気があたたかくなってきているのがわかります。

 

4、内窓の素晴らしい効果

◎家の中がぽかぽかに

内窓を取り付けると冷たい外気の影響を受けにくくなり、部屋の断熱性が高まり、家の中があたたかくなります。

◎結露を抑制

内窓を取り付けると、窓が冷えにくくなります。よって、結露の発生を抑制してくれます。

◎嬉しい省エネ

内窓を付けることによって、部屋の中の暖房効率が上がります。

暖房をがんがんにつけなくても、部屋があたたまりやすくなり、結果、毎月の光熱費の負担を減らすことができます。

◎部屋の防音性が上がる

内窓を付けると、外からの音を15dB※低減。

※人間の耳は、10dB下がると、音が半分に減ったように感じると言われています。

外の騒音が半分以下に聞こえる防音効果を発揮します。

◎暑い夏でもお部屋が過ごしやすくなる

内窓は、冬の冷たい外気はもちろん、夏の暑い空気が入ってくることを抑制する効果もあります。

窓からの日射熱は、部屋を暑くする原因になります。遮熱タイプのガラスを選ぶと、日射熱がよりカットできます。

◎防犯性が上がる

内窓を取り付けることで、防犯性能が上がります。

また、ガラスの間に弾力性のあるフィルムを挟み込むことで破壊しにくくなっています。
※防犯合わせガラス仕様のものに限る

 

断熱性の高い窓ってどんな窓?

秘密は樹脂フレーム

アルミの1000倍熱を伝えにくい素材である樹脂は、窓から入って切る熱の出入りを抑制してくれます。

そして、Low-E複層ガラス

複層ガラスとは、2枚のガラスの間に、乾燥空気を閉じ込め断熱。

空気は、液体・固体に比べて熱伝導率が非常に低いです。つまり、熱がとても伝わりにくいということ。

また、断熱性能が最も高いのは「動かない空気」

2枚のガラスの間に乾燥空気を閉じ込めることで、より断熱性能が上がります。

そして、Low-Eとは、金属膜のこと。

ガラスの間に金属膜を取り付けることで、より断熱性能が上がります。

日の当たりにくい窓、寒冷地には、断熱タイプが。

夏の日差しや西日が気になる窓には、遮熱タイプがオススメです。

 

まとめ

ということで今回は、お部屋の寒さ対策にぴったりな内窓の設置の施工に様子をご紹介しました。

内窓の設置の良さは、毎日生活していてじわじわ感じてくるものですので、また時間をおいてお客様に設置後の感想を聞いてみたいと思います。

家の中の寒さは、私たちの身体に大きな負担をかけます。

毎日元気で過ごすためにも、ぜひ、家の中の寒さ対策を行いましょう!

 

A様、この度はありがとうございました!