住みながら行う耐震改修工事

枚方市のT様邸にて、耐震改修工事を行いました。

きっかけは、度重なる地震

T様から耐震改修工事のご相談をうけたのは、
昨今、数多く起きる地震を不安に思われてのことでした。

２０２４年の元旦には、能登半島地震が発生。

多くの方が犠牲になるなど、とても大きな被害がありました。

枚方市では、２０１８年に大阪府北部地震があり、最大震度６弱を記録。
住家被害でいうと、大阪府を中心に全壊が２１棟、半壊が４５４棟、一部破損が約５万７千棟ありました。

いつ、どこで、どんな規模の地震が起きるかわかりません。

耐震改修工事をさせていただいたT様邸は、およそ築５０年が経過しています。

まずは適正な耐震診断を

T様からご自宅の耐震性についてのお悩みをお伺いし、まずは耐震診断をご提案。

枚方市では、一定の条件を満たす家屋の耐震診断に、補助金が出ます。

T様も条件を満たすため、補助金を利用して耐震診断を受けることが出来ました。

耐震診断の結果、T様邸の家屋は耐震性が不十分であるという結果に。

安全・安心な住環境にするために、耐震改修工事をさせていただくことになりました。

住みながら行う、耐震改修工事

今回、T様のご要望により、出来る限り内部の工事は行わずに家屋の耐震性を上げることになりました。

そのため引っ越しをすることなく、住みながら施工ができるように、耐震補強の方法をご提案いたしました。

まずは重たい瓦を、軽くて丈夫な瓦に変更。

屋根を軽くすることは、住宅の耐震性能を向上させるために重要な対策のひとつ。

そして内部の工事を少なくするため、極力外部に耐力壁をつくり、耐震性をアップさせました。

また、木製建具や玄関ドアなどを新しく取り替えました。

耐震改修後の住み心地は？

耐震改修後、能登半島地震が発生。

枚方市では震度３を観測する揺れがありました。

T様のご家族様からは、前よりも揺れを感じなかったとお喜びの声をいただきました。

毎日の生活に、安心と安全を

日々の生活が、もっと安心して安全に暮らせるものであるように。

毎日の暮らしの基盤となる家が、より安全なものになるように。

耐震性を上げる耐震改修や、温熱環境を改善する高断熱高気密リフォーム・リノベーションは特にお勧めのリフォームです。

 

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