鳥居新設工事 菅原神社様

大阪府枚方市 菅原神社様

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建築中レポート

1. 2019年10月26日
鳥居

無事にお披露目が終わりました

新しい鳥居のお披露目会も無事に終了しました。
お喜びの声もいただいて、感無量です。
「ありがとう」という感謝の気持ちは、とても有難く心に響き、また頑張ろうというやる気さえいただけます。
これからも、人を笑顔にできる、そんな家づくりをしていきたいと心から思います。

また、鳥居をつくるという、なかなか経験できない大変貴重なお仕事を任せていただけたこと、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

新しい鳥居は、菅原神社様の高倉稲荷の参道に設置されています。
神社に行かれた際には、見ていただけますと幸いです。

(wrriten by 中川義仁)

2. 2019年09月26日
鳥居

お披露目前の白い布で巻かれた鳥居

鳥居のお披露目でご祈祷が終わるまでは、鳥居は白い布で覆います。
これは、ご祈祷が終わる前に余計な気が入ることを防ぐためなのだとか。
お披露目まで、布で巻かれた独特な景観の鳥居です。

(wrriten by 中川義仁)

3. 2019年09月25日
鳥居

塗装と文字入れができました

鳥居が埋められたら、しっかりと固定。
塗装を行い、文字入れも行われました。

(wrriten by 中川義仁)

4. 2019年09月23日
鳥居

いよいよ埋められます

鳥居が埋められていきます~

(wrriten by 中川義仁)

5. 2019年09月22日
炭化

シロアリ被害や腐食予防に、鳥居の足元を炭化させます

鳥居を埋める前の下準備のひとつ。
鳥居の足元を火で焼き、炭化させます。
これは、木が腐ったり、シロアリの被害に遭うことを防ぐため。
外部によく張られている焼き板も、そういう理由で黒く炭化しているんです。
昔ながらの知恵ですね~

(wrriten by 中川義仁)

6. 2019年09月22日
防蟻処理

シロアリを防ぐための処理

鳥居を埋める穴には、入念に防蟻処理を行います。
鳥居が末長く良い状態で建っていられますようにと願いを込めて。

(wrriten by 中川義仁)

7. 2019年09月21日
穴

鳥居を埋める穴をあけます

新しい鳥居は、高倉稲荷の参道に設置されます。
まずは、鳥居を埋める穴を掘ります。
穴はすべて手掘り。なかなか力が要ります。
その昔、家一軒分の基礎をすべて手掘りをしたことがあります。
穴掘りは、腹筋も背筋も使う、体を鍛えるにはもってこいの作業です(笑)

wrriten by 中川義仁

8. 2019年09月20日
鳥居

鳥居の搬入

完成した鳥居を、いよいよ菅原神社様へ運びます。
鳥居を運搬する際、気を付けないといけないのは電線です。
電線と接しないように、電線に当たらないギリギリの高さで鳥居を制作しました。
みんなで力を合わせて、鳥居を安全に運びました。

(wrriten by 中川義仁)

9. 2019年09月19日
鳥居

鳥居が組み立てられました

いよいよ鳥居が組み立てられました。
いかがでしょうか。
これから順次鳥居を搬送していき、鳥居を建てていきます。
そのあと、塗装や文字入れが行われます~

(written by 中川義仁)

10. 2019年09月06日
ほぞ継 継手

2つの木材を組み合わせるには、ほぞ継ぎという継手で行います

鳥居を組み立てるのに、釘は一切使いません。
昔から伝わる伝統的な木工技術である、ほぞ継ぎという継手で2つの木材を接合します。

釘を使わないため釘の経年劣化がなく、強固で耐久性に優れている継手。
ほぞ穴(写真中央部分の穴)と、ほぞ(写真手前の凸部分)を作ります。
ほぞとほぞ穴はぴったり合うように加工します。

松川大工は、こういった手刻みや継手の加工を得意とする大工。

今はこのような継手が作れる大工も減ってきていると感じます。
だからこそ、伝統的な大工技術が後生にも継承していけるようにしていくことも、大切なことだと思っています。

(written by 中川義仁)

11. 2019年09月04日
丸太

まずは墨付け

鳥居を作るために仕入れてきた丸太たち。
まずは、これに墨付けを行います。
墨付けとは、大工が材料を加工していくためにつける目印のこと。
そして、その目印に合せて加工していくことを「刻み」と言います。

丸太は、もちろんそのまま鳥居になるのではなく、大きさに合せて加工していきます。
丸く加工していくためには、四角形、八角形、十六角形と、四の倍数ずつ削っていきます。
そうやってキレイな丸が出来上がるんです。

(written by 中川義仁)

12. 2019年09月02日
丸太

大工が手刻みで鳥居を作っています

地元菅原神社様にて、鳥居を新設させていただくことになりました。

経年劣化で傷んでしまった鳥居を解体し、新しく作りなおします。
鳥居は、すべて大工が材料を手加工し、ひとつひとつ製作していきます。

製作は、松川大工。
手刻み(注)が得意な大工です。
一基一基、心を込めて製作して参ります。

注:手刻みとは、大工が材料を手加工していくことを言います

(written by 中川義仁)