中川義仁 自己紹介へ

銘木でつくる一枚板の無垢のテーブルと事務所のリフォームのこと

2020/07/26(日) つぶやき

事務所のリフォームを機に、お気に入りの銘木で一枚板のテーブルを作りたいと思っています。
大阪・枚方で高気密高断熱の家づくりを行う、中川忠工務店の中川義仁です。

もっとお客様にきていただきやすく、心地良く過ごしていただける空間にしたいな~とずっと考えていました。
でも、日々の仕事に追われてなかなか重い腰が上がらず。

ようやく思い切って、事務所リフォーム始めました!
とは言うものの、仕事の合間でリフォームしておりますので、進みはかなり遅いです(笑)

しかし!
せっかくリフォームしますので、進みは遅くとも、妥協することなく、お越し下さる方が快適に楽しんでお過ごしいただける空間にします~


【リフォーム中の様子】

 


【ケヤキの窓枠】

ビルサッシなので、取り替えることができません。
インナーサッシ(内窓)を取り付けるために、無垢のケヤキで窓枠大きくして入れ換えました。


【床は無垢のウォールナット】

 


【天井は杉を加工して張りました】

 

そして。
どうしても置きたかったのが、銘木を使って作る無垢の一枚板のテーブル。

銘木を選んで一枚板のテーブルを作ります。
この銘木をどれにしようかな~と、銘木市場を散策してきました。

 

 

 

 実に様々な銘木が集まる市場。
自然素材の恵みともいえる無垢の板は、木の種類によっていろいろな表情があり見ていて飽きません。

木との出会いも一期一会。
どんな木と出会えるかも、その時次第。

最初はウォールナットにしようかな~と思っていましたが、心にぐっときたのが欅のコブ!

【欅のコブ】

 

 欅(けやき)は昔から、寺社仏閣の建築などにも使われ、家具などの工芸品にも使用されています。
有名なところでいうと、京都にある清水寺の舞台を支える柱は、ケヤキで出来ています。
およそ樹齢400年ケヤキが使われているそうで、耐久性が高く強度も強いです。
(欅材の耐久年数は、長く保って樹齢の倍程度なのだとか)

ケヤキは美しい木目を持ち、表面にオイルを塗ると光沢が出ます。
和箪笥や座卓などの、昔ながらの家具にも使われ、和太鼓や、お餅をつくときに使われる杵や臼にも使われます。
お椀や食器の材料としても使用され、古くから日本人の身近な木材として親しまれています。

また、樹齢の高いケヤキの根元近くは「玉杢」と呼ばれ、縁起の良いものとして有名。
玉杢の丸い独特な模様は、とても珍しいものなんです。

重厚感ある拡張の高いケヤキで、テーブルを作れたら嬉しいな~と思いました。
また、完成したらこのブログでもご紹介したいと思います~

 

家づくりをするにあたっても、切っても切り離せない大切な木。
一時は扱いやすく安価な集成材がよく使われておりましたが、近年は無垢材の良さが再認識されています。

長い時間を過ごす家づくりに無垢材を使う良さを感じてもらえる場所にもなったらいいなあと思っています。

事務所のリフォームはまだまだ続きます。
こちらのほうも、ブログで随時ご報告していきますね~

 


【リフォームでは楓の居場所もできるとかどうとか?!】

 

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