緒方ゆうこ 自己紹介へ

温熱環境と免疫の関係:高断熱住宅が選ばれる理由

公開日:2025/11/19(水) 更新日:2025/11/19(水) 住まいのお悩み解消健康・美容のこと

“免疫力を高める”工夫とは

先日、父が体調を崩して急遽かかりつけの医師へ受診。

肺の持病を抱える父は、健康の人ならなんてことない風邪でも悪化しやすいので、

軽い風邪でも出来る限り早めに病院へ行くようにしています。

中川忠工務店の緒方です。

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「緒方さん、風邪をひきやすくなったね」

主治医の先生に指摘されたとおり、

今年は2回、救急搬送されて入院。

こうやって緊急で病院を受診する回数もかなり増えました。

 

「免疫力、あげていかないとね」

 

先生に言われて、

気を付けてはいたけれど、

もっともっと「免疫力」を上げていく工夫をしていかないと思いました。

免疫力

家族の健康と“住まい”を見直す

免疫力をあげることって、

高齢の父だけじゃなく、

幼い子どもにもとても重要なことだと感じます。

 

小さな子どもは、まだ免疫が未熟で、すぐ熱が出る。

朝晩の寒さで体が冷えて、鼻水が止まらない。

 

年齢は違っても、

**「免疫が弱い時期」**という意味では、

高齢者も子どもも共通しています。

 

■ なぜ、年齢によって風邪をひきやすくなるのか?

 

身体の仕組みを少しだけ専門的に説明すると──

 

  • 高齢者は、免疫細胞そのものが疲れてしまう

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年齢を重ねると、ウイルスを攻撃するT細胞の数や働きが落ち、

感染症に対して「初動」が遅れます。

さらに、体温を一定に保つ機能も低下するため、

少しの冷えでも免疫が一気に弱まってしまいます。

 

  • 子どもは、免疫機能がまだ“練習中”

赤ちゃん【ハイハイする赤ちゃんに、特に床面の冷えに気を付けたい】

ウイルスに対する経験も少なく、

“免疫のプログラム”が十分に整っていない状態。

そのため大人よりも風邪をもらいやすいのです。

 

この2つに共通しているのは、

どちらも冷え」に弱い

という事実。

 

実は、体が冷えると免疫細胞の動きは大幅に鈍ります。

“あれ?なんか寒いな”

そんな時間が積み重なるだけで、風邪をひきやすい体になります。

寒い【冷えは万病の元】

 「体温が1℃下がると免疫力は30%落ちる」

 

これは免疫学の世界ではよく知られた話です。

 

逆に言うと、

体を冷やさないことが最大の免疫対策。

 

睡眠・食事・運動…

もちろん全部大事ですが、

実は家の“温度環境”というのは、

当たり前すぎて見落とされているけれど、

本当は一番影響が大きい部分でもあります。

 

免疫力

 

 

■ 日本の家は、寒すぎる。

 

たとえば冬の朝。

 

  • 寝室が10℃以下
  • 脱衣所が5〜8℃
  • 廊下は息が白い

 

このような家、日本では珍しくありません。

寒い

しかし世界では異例です。

英国やニュージーランドでは

室温18℃以下は健康リスク

と明確に基準があり、国が改善を促しています。

 

寒い家に住むことは、

ゆっくりと体を冷やし続け、

結果として免疫を削り続けてしまうのです。

 

■ 暖かい家は、免疫を支える。

 

大阪パッシブハウス
【あたたかい家は、子どもの活動量が増える】

では、どうすれば“冷えない暮らし”ができるのか?

 

答えはシンプルで、

 

 

家全体の温度が一定であること。

 

 

そしてそれを実現できるのが、

高断熱 × 高気密 × 計画換気の家です。

 

  • 夜中に温度が大きく下がらない
  • 足元が冷えない
  • 部屋ごとに温度差がない
  • 朝起きてもヒヤッとしない

 

こんな環境では、

体が冷えないため、血流が落ちず、免疫細胞がしっかり働きます。

 

暖かい家は、

 

 

ただの“快適さ”ではなく

 

 

家族の免疫を支える土台になる暮らし方なのです。

 

大阪パッシブハウス
【真冬でもぬくぬくグッズが不要なポカポカな家:大阪パッシブハウス】

 

 

家は“健康を守るもう一つの家族”。

 

 

中川忠工務店で建てる家は、

「暖かくて、温度差がなくて、風邪をひきにくい家」にこだわっています。

 

理由は単純で、

家の暖かさが、家族の健康を守ると知っているから。

 

  • 朝の冷えで咳が出る
  • 冬になると鼻水が止まらない
  • 年齢とともに風邪が治りにくい
  • 子どもがしょっちゅう熱を出す

 

こうした悩みの背景には、

実は“家の温度環境”が深く関わっているケースも珍しくありません。

 

暖かい家は、

「なんとなく体調がいい日」が増え、

「冬の小さな不調」が減っていく。

 

そんな日々を積み重ねることで、

家族全員がゆっくり健康になっていく家です。

 

大阪パッシブハウス【あたたかな家で暮らすことによる、健康改善効果を実感しているいう、大阪パッシブハウスのオーナー様】

 

 

■最後に

 

 

家族の健康を守るための努力は、

食事や睡眠だけではなく、

家そのものを見直すことでも叶えられます。

 

「家が暖かい」ということは、

体を守り、免疫を守り、暮らしを守ること。

 

あなたの家族の未来が、

もっと健康で、もっと安心でありますように。

私たちはそのお手伝いができれば嬉しく思います。

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