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築60年以上の家のリフォームで気を付けるべき重要なポイント4つ!

2018/01/21(日) NAKACHUの家づくり

築60年以上の家を住みやすくリフォームします

こんにちは!家の中のひやっとした寒さにお悩みではありませんか?ぽっかぽか住宅作りが得意な、枚方市にある中川忠工務店の伝道師、中川義仁です。

築60年以上経っているお家の大規模リフォームが始まりました。

築60年以上経っている家の大きな問題点は以下の通りです。

  • 断熱材が入っておらず、無断熱状態の可能性が高い。つまり、家の中が非常に暑く、冬はとても寒い
  • 耐震性に不安があり、大きな地震に建物が耐えられない可能性がある
  • シロアリ被害にあっている可能性がある
  • 家の基礎、躯体、など、家を支える重要な部分が劣化している可能性がある

主に、家の性能の観点から見ると、上記のことを重視してリフォーム計画を行わなければなりません。

1、まずは基礎・躯体等に傷みがないか、使える状態なのか。

家の中には傷んでいても家の耐久性上なんとかなる部分と、非常に大切で劣化していると家がつぶれてしまうかもしれないほど構造上重要な部分があります。

まずはそこをチェックし、リフォームして住み続けられるか、または補強できるかをみます。
あまりにも補強しなければならない場合は、取り壊して建て直す方が費用がかからない場合もでてきます。

2、シロアリの被害状況

シロアシは気付かぬうちに家のあちこちで発生し、家を食べてしまう怖いもの。
シロアリ被害に遭っていないか適切に調査し、必要であればシロアリ対策工事を行います。

シロアリは湿気や暗いところを好みます。
従って、家の周りにはなるべく日陰を作るような物を置かないこともシロアリ予防策として有効です。

植木鉢などを置いてある場合は、こまめに動かしたりしてなるべくずっと光が当たらなかったり、ジメジメしてしまう所を作らないようにしましょう。

シロアリは光を嫌います!

◎参考記事
怖い!シロアリ被害とは?

3、断熱材が一切入っていない可能性が高い

断熱材は家を寒さ・暑さなどの外気から守ってくれる非常に大切なモノです。

築年数が相当年数以上経っている建物は、この断熱材が非常に薄かったり、または、一切入っていない無断熱の建物もあったりします。

寒い冬でこの無断熱状態がどんなものかイメージしてもらうなら、
半袖に短パンで、冬外にでかけるようなものです。非常に寒いですよね。

きちんとあたたかい服装に、ダウンコートを着ると、寒さも軽減されます。
そのあたたかい服装の役割をしてくれるのが、断熱材なのです。

お客様宅も無断熱状態で、赤外線サーモカメラで室内の熱の状態を調べると、なんと室温は6.5℃!

◎参考記事
断熱材ってどんなもの?家を断熱するとはこういうことです

4、耐震性に不安がある

昭和56年に耐震性に関わる大きな法改正がありました。
そのため、その法改正以前に建てられた建物については、耐力壁の量が足りない、耐力壁のバラスンが悪い、接合部が弱い、基礎に鉄筋が入っていない、といった可能性が非常に高く、耐震性に優れていない建物が多いです。

従って、適切に耐震診断を行い、必要であれば耐震補強を行うことにより、安心して暮らすことのできる家になります。

◎参考記事
耐震診断の必要性がある家ってどんな家?

以上のことに留意しながら、大規模リフォームを行います。

解体工事が始まっています!

 

より住みやすく、毎日快適に暮らしていただける空間になるように、しっかりと施工いたします!

本日は以上です!

★あわせて読みたい
・築年数が相当年数経過している家をリフォームするときに注意すべき大切なこととは

◎寒い家とはもうサヨナラ!冬でも暖房がよく効いて、ぽっかぽかな室内になる家作りが得意。
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