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結露しない家って本当にある?実は“作り方”で決まります

公開日:2025/12/04(木) 更新日:2025/12/04(木) 住まいのお悩み解消NAKACHUの家づくり

 冷え込みと共に訪れる「結露」

枚方市も今朝は冷え込みました。

中川忠工務店の中川です。

久しぶりにダウンを引っ張り出してきました。

結露

そして、冬の風物詩のようなものが、家の「結露」。

朝、カーテンを開けると、窓面がびっしりと水滴…。

拭き取っても拭き取っても、また発生する。

そんなことを経験された方、もしくは、現在進行形で経験されている方も多いのではないでしょうか。

結露

結露は、放っておくとカビが生え、クロスは汚れ、家も家族の健康も脅かす危険なもの。

 

実は、日本の住宅の多くが結露しやすい構造になっていることが問題の一つなんです。

気温差が大きい冬は特に、「家の性能」が如実に表れる季節です。

 

 結露は「湿度」✕「温度差」で発生する

 

 

結露は、室内に含まれる水蒸気が、冷えた窓や壁に触れることで水滴に変わる現象です。

つまり、

 

  • 室内の湿度が高い
  • 壁や窓が冷えている

 

 

この2つの条件が揃うと、結露が起こります。

 

ここで重要なのが、「家の断熱性能」と「家の気密性能」。

どちらか一方では不十分で、両方が揃ってこそ結露の根本的な対策ができます。

 

二重サッシ【既存住宅の結露対策に、高断熱な内窓は効果的】

 

 

 高断熱高気密の家が結露を防ぐ理由

  • 高断熱で壁や窓の表面温度が下がりにくい

断熱材は部屋の温度を逃がさず、外の寒さを遮断。

結果、室内側の壁や窓の温度が安定し、結露が発生しにくくなります。

宇治パッシブハウス【宇治パッシブハウス:冷えがちな玄関も冷たくなることはありません】

高気密で汚れた空気や湿気を「計画換気」で外へ

すき間だらけの家では、湿気が壁の中に入り込み、

見えない場所で「内部結露」を起こします。

内部結露は、柱や断熱材を腐らせ、家の寿命を縮める原因にも。

高断熱高気密住宅は、余分な隙間がないことで、換気計画が成立します。

新鮮な空気を効率よく取り入れ、湿気を遅滞なく外へ排出。

結露だけじゃなく、カビ、サニ、ニオイ、アレル物質の対策にもつながります。

パッシブハウス【パッシブハウス・高断熱高気密住宅は窓まわりが美しい】

「結露しない家」は、暮らしの質まで変える
  • 結露を放置すると・・・、

✔ カビ、ダニが増えてアレルギーの原因に

✔ 子供の喘息を悪化させる可能性も

✔ 壁紙や窓枠が傷み、住宅の劣化を加速させることも

 

  • 高断熱高気密住宅なら、結露の発生を抑制し、

✔ 結露でぐっしょり濡れた窓掃除の手間が減る

✔ 寒さやヒヤっと感がなくなり、快適

✔ エアコンの暖房効率が上がり、省エネで光熱費削減にも◎

✔ 家族の健康リスクとストレス軽減

✔ 心地良い温熱環境で心にも体にもやさしく健康的

 

結露対策は、快適さ・経済性・健康の3つを同時に手に入れることにつながります。

窓リフォーム【既存住宅の結露のお悩みには、窓リフォームがおすすめ】

これから家をたてる人に伝えたいこと

「結露しても、掃除すればよい」

そう思うかもしれません。

しかし、家は長く住む大切な場所。

10年、20年、30年先、

見えない内部で起こる結露は、やがて家の資産価値や住み心地、住む人の健康にも影響します。

住宅性能は、

「住んでから後悔できない重要な部分」です。

カタログではわからない性能ほど、慎重に比較していただきたいと考えています。

高断熱高気密住宅は、

ただ、「暖かい家」ではなく、

「家を長持ちさせる技術」なのです。

高断熱高気密住宅

最後に

結露は冬の便りではありません。

放置すれば、見えない場所で家を傷め、

家族の健康にも影響する問題です。

 

だからこそ「対策」ではなく、

結露しない構造の家をつくること」が重要です。

専門的な性能と、暮らしの快適さを両立させた

高断熱高気密の家づくりこそ、

これからのスタンダードであって当然、未来への投資になります。

パッシブハウス

 

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