“足元が冷えない家”は、不定愁訴を軽減する──医学的な視点から見た住環境の大切さ
寒くなると、「頭痛が続く」「肩こりがひどい」「朝起きると腰が重い」「なんだかしんどい」。
こうした原因のはっきりしない不調、いわゆる不定愁訴を訴える方が増える傾向にあります。
その背景には、実は「家の環境」、特に温熱環境の影響もあることをご存知ですか。
中川忠工務店の緒方です。

■ 足元が冷えるだけで、体はストレスを受け続ける
医学的には、人の体は足元の温に大きく左右されることが分かっています。

人は頭よりも足先の血流が滞りやすく、
足元が冷えると体温を保持しようと自律神経が働き続け、筋肉が緊張しやすくなります。
その結果、
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- 手足の冷え
- 全身倦怠感
などが起こりやすくなるとされています。
特に今の日本の住宅の多くは「床が冷える」問題が大きく、
室温はそこそこ暖かくても、足元だけ冷える“上下温度差”が不調を生む原因になっているケースは多くあります。

■ 高断熱高気密住宅は、上下の温度差が極めて小さい
中川忠工務店が得意とする高断熱高気密住宅では、
床付近の温度と天井付近の温度の差が非常に小さく、足元が冷えにくい住環境をつくれます。

【高断熱高気密住宅施工例:床下暖房のあるおうち】
これは医学的にも重要で、
国立研究機関のデータでも、住宅の断熱性能が高いほど、頭痛・肩こり・腰痛などの自覚症状が改善したという研究結果が報告されています。
つまり、
「暖かい家=快適なだけでなく、健康の維持・改善につながる」
ということです。
【宇治パッシブハウ:外がマイナス気温でも、家の中で半袖で過ごせる暖かさ】
■ 冷えない床が、身体の緊張を和らげる
足元の温度が安定すると、
- 血流が改善し、自律神経の負担が減る
- 筋肉の緊張がほぐれ、肩こり・腰痛が改善しやすい
- 体温調節のストレスが減り、睡眠の質が向上
といった効果が期待できます。
毎日長い時間を過ごす自宅だからこそ、
「足元が冷えない」というだけで、体が感じるストレスは大きく違ってくるのです。
【高断熱高気密住宅 香里の家:暖かい家で過ごすうちに腰痛が改善したとの嬉しいお話も】
■ 不調の原因が“家”にあることも多い
病院に行くほどではないけれど、
慢性的なだるさや頭痛、冷え、腰の痛みなどを抱える方は多くいます。
しかし、それが
- 断熱不足
- 隙間風
- 部屋ごとの温度差
- 冷えた床
など、家の性能が原因になっている可能性は意外と見落とされがちです。
家を暖かくすることは、
「贅沢」ではなく、健康を守るための必要な投資だと私たちは考えています。
【家がもっと心地良く暖かくなるように、完成すると見えなくなる部分=断熱気密性能にチカラを入れて施工しています】
■ 最後に──“快適さ”は、健康に直結する
高断熱高気密の家は、
ただ暖かいだけでなく、体の負担を減らし、健康を守る力があります。
とくに冬の冷えが気になるご家庭や、慢性的な不調が続いている方には、
住まいの温熱環境を整えることが大きな改善策になるかもしれません。
「家の快適さは、家族の健康を守る。」
そんな住まいづくりを、これからも大切にしていきたいと思います。.png)
【既存住宅もリノベーションで極上の住み心地に:西宮パッシブハウス-Casa Maria-】
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