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【実測データ公開中】リノベーションでつくるパッシブハウス ― 西宮の家・真冬の実測データ公開 ―

公開日:2026/02/23(月) 更新日:2026/02/22(日) NAKACHUの家づくり性能改善リフォーム

「パッシブハウスって快適っていうけど、
実際のところどうなの?」

その疑問に、数字でお答えします。

枚方市の工務店、中川忠工務店の中川です。

パッシブハウス西宮の家【リノベーションでつくるパッシブハウス 西宮の家-Casa Maria-】

今回は、リノベーションでつくるパッシブハウス(西宮の家-Casa Maria-)にて実測検証いたしました。

良かったら、先にこちらのブログをご参照くださいね(こちら


■ 実測しました

2026年1月1日〜2月9日(午前8時時点)

  • 建築地:兵庫県西宮市(6地域相当)
  • 建築面積 約106㎡(2階建)
  • 室温

  • 外気温

  • 相対湿度

  • 絶対湿度

を毎日実測し、グラフ化しました。

まずは外気です。(外気温平均3.8℃)

パッシブハウス実測データ

そして、こちらがリビングの室温と湿度の様子です。(室温 平均19.65℃)

パッシブハウス実証データ

ご覧いただくとわかりますように、

外気は大きな乱れがあり、気温も平均3.6℃と低い中で、

リビングは、室温、湿度共に、穏やかに安定しています。

室温の平均は19.65℃。

寒波の日でも室温は安定。

湿度も大きく上下しません。

このデータと比較したいのが、実際のエアコンの使用状況です。

 

計測機器:Panasonic AiSEG2(HEMS)
※単位WhをkWh換算

 


■ どれくらい電気を使っているのか?

今回のテーマは、

真冬の朝8時までに、どれだけ電気を使っているのか?

つまり、外気温が平均3.8℃と冷え込む中で、

室温を穏やかに20℃前後キープするために、

実際にどのくらい電力を使っているのかを検証します。


■ 結果

暖房計画はシンプルです。

冬:1階エアコン1台

夏:2階エアコン1台

それだけで家全体を心地良い温熱環境に保つ設計です。

パッシブハウス【1階に設置されたエアコン。冬季は、この1台で家中を暖かく保つ計画】

実際の結果がこちらです。

パッシブハウス実証

計測機器:Panasonic AiSEG2(HEMS)
※単位WhをkWh換算

実測の結果、

  • 2階エアコンはほぼ未稼働

  • 1階エアコンも寒波日のみ稼働

  • 最大でも約0.77kWh

つまり、

真冬の朝でも、ほとんどエアコンは動いていません。

パッシブハウス


■ 一般住宅との比較

一般住宅では、

朝8時までに
約2〜3kWh消費するケースも珍しくありません。

平均目安:約2.5kWh

それに対し、

今回の実測住宅は
約0.8kWh前後。

半分以下の消費です。

かなり高い省エネルギー性を誇っています。

これは偶然ではありません。
設計・施工の結果です。

パッシブハウス


■ なぜ高い省エネルギー性能の維持が可能なのか?

理由は明確です。

  • 高断熱外皮

  • 高気密施工(C値管理)

  • 熱橋対策

  • 日射取得・遮蔽設計

  • 綿密な空調・換気計画

これらを徹底することで、

「暖房に依存する家」ではなく
「エネルギーを必要としない家」

をつくっているからです。

パッシブハウス


■ 寒波の日でも安定

最も冷え込んだ日でも、

朝8時までの消費は
約1〜2kWh。

それでも室温は安定。

これは、

暖房に頼らなくても快適な家

であることを示しています。

パッシブハウス


■ 性能は“感覚”ではなく“数字”

「なんとなく暖かい」

ではなく、

何kWhで、この室温を維持できるのか。

それを示せるのが、本当の高性能住宅です。


■ まとめ

真冬の朝8時までの消費電力量

一般住宅:約2.5kWh
実測住宅:約0.8kWh

差は歴然です。

次回は、真冬でも、太陽光発電を利用しながら、

「どのくらいの電力をまかなえているのか?」

などを比較検証したいと思います。

ご興味がおありの方は、ぜひご一読くださいね。


家は資産です。

性能は、
未来の光熱費と快適性を決めます。

 

 

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