中川義仁 自己紹介へ

冬の理想湿度は40〜60%。体がラクな家の秘密

公開日:2026/03/03(火) 更新日:2026/03/03(火) 住まいのお悩み解消NAKACHUの家づくり

冬の住環境は「温度」以上に「湿度」が大事

― 実測データが証明する、本当に体がラクな家 ―

冬の朝、枚方でも氷点下になる日もあります。

中川忠工務店の中川です。

寒くて乾燥するイメージ画像
外は乾燥注意報。空気はカラカラ。

「室温が20℃あれば暖かい」

そう思われがちですが、実はそれだけでは不十分です。

本当に快適な冬の室内環境をつくる鍵は、室温プラス、
“湿度の安定”  も大切です。

乾燥するイメージ【空気が乾燥するとウィルス感染のリスクも高まり、風邪を引きやすくなったり、喉を傷めたり、感染症発症の原因にも】


■ 外は乾燥、でも室内は安定

今回ご紹介するお住まい。

リノベーションでつくるパッシブハウス 西宮の家。

気温、絶対湿度、相対湿度、の実測データから、

外気温:−1℃前後 でも、
室温:20〜22℃
室内湿度:45〜55%で安定

という、とても嬉しい実測データが確認できました。

特別に加湿器をフル稼働しているわけではありません。

それでも、喉が痛くならない。
肌がカサカサしにくい。
朝起きても乾燥感が少ない。

それは、湿度が安定しているからです。

パッシブハウス実測


■ 冬の理想湿度は40〜60%

一般的に、冬の理想湿度は40〜60%といわれています。

40%を下回ると、

  • 喉や鼻が乾燥しやすい
  • ウイルスが活性化しやすい
  • 肌荒れの原因になる

逆に、60%を大きく超えると

  • 結露リスクが高まる
  • カビの原因になる

つまり大切なのは、
適正範囲で安定していること です。

冬季の理想の湿度


■ なぜ湿度が安定するのか?

湿度が安定する理由は、偶然ではありません。

✔ 高断熱外皮
✔ C値0.1レベルの高気密
✔ 熱橋対策
✔ 計画換気

これらがそろうことで、

  • 外の乾燥した空気が一気に流入しない
  • 室内の水分が無駄に逃げない
  • 空気が穏やかに循環する

という状態が生まれます。

結果として、
加湿器に頼りすぎなくても湿度が整うのです。

パッシブハウス


■ 「暖かい家」と「体がラクな家」は違う

同じ室温でも湿度が異なると、

体感が変わるのことをご存知ですか?

室温22℃でも、湿度30%なら寒く感じます。
同じ22℃でも、湿度50%なら暖かく感じます。

体感の変化

湿度があることで、

  • 体感温度が上がる
  • 皮膚血流が安定する
  • 乾燥ストレスが減る
  • ウィルス感染リスクを低減する

つまり、湿度は
体の負担を減らす設計要素 なのです。


■ 快適な湿度は設計でつくれる

湿度は“加湿器の性能”ではなく、
“建物の性能”で決まります。

パッシブハウスは、

  • 温度が安定する
  • 湿度が安定する
  • 結露しにくい
  • 光熱費も抑えられる

すべてがつながっています。


■ 家は資産。性能は未来の光熱費。

冬の乾燥に我慢する暮らしではなく、
設計で整える暮らしへ。

枚方で
“我慢しない冬”を。

快適な湿度環境は、
家族の健康を守り、
未来の光熱費を守り、
そして住まいの価値を守ります。

―― 中川忠工務店

パッシブハウス


■最後に

PHJ15周年記念フォーラムにて、

今回、実測データをご紹介しました、

『リノベーションでつくるパッシブハウス 西宮の家-Casa Maria-』について、

お話しする機会を頂きました。

PHJ

テーマは、「新築、戸建ての脱却なるか」

(詳しくはこちらのブログをご参照ください)

一般の方もご参加いただけますので、

ご興味がおありの方はぜひ、お申し込みくださいね。

(お申し込みなどのお問い合わせは弊社までお気軽にどうぞ。お問合せはコチラ

 

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