“免疫力を高める”工夫とは
先日、父が体調を崩して急遽かかりつけの医師へ受診。
肺の持病を抱える父は、健康の人ならなんてことない風邪でも悪化しやすいので、
軽い風邪でも出来る限り早めに病院へ行くようにしています。
中川忠工務店の緒方です。

「緒方さん、風邪をひきやすくなったね」
主治医の先生に指摘されたとおり、
今年は2回、救急搬送されて入院。
こうやって緊急で病院を受診する回数もかなり増えました。
「免疫力、あげていかないとね」
先生に言われて、
気を付けてはいたけれど、
もっともっと「免疫力」を上げていく工夫をしていかないと思いました。

家族の健康と“住まい”を見直す
免疫力をあげることって、
高齢の父だけじゃなく、
幼い子どもにもとても重要なことだと感じます。
小さな子どもは、まだ免疫が未熟で、すぐ熱が出る。
朝晩の寒さで体が冷えて、鼻水が止まらない。
年齢は違っても、
**「免疫が弱い時期」**という意味では、
高齢者も子どもも共通しています。
■ なぜ、年齢によって風邪をひきやすくなるのか?
身体の仕組みを少しだけ専門的に説明すると──
- 高齢者は、免疫細胞そのものが疲れてしまう
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年齢を重ねると、ウイルスを攻撃するT細胞の数や働きが落ち、
感染症に対して「初動」が遅れます。
さらに、体温を一定に保つ機能も低下するため、
少しの冷えでも免疫が一気に弱まってしまいます。
- 子どもは、免疫機能がまだ“練習中”
【ハイハイする赤ちゃんに、特に床面の冷えに気を付けたい】
ウイルスに対する経験も少なく、
“免疫のプログラム”が十分に整っていない状態。
そのため大人よりも風邪をもらいやすいのです。
この2つに共通しているのは、
どちらも「冷え」に弱い
という事実。
実は、体が冷えると免疫細胞の動きは大幅に鈍ります。
“あれ?なんか寒いな”
そんな時間が積み重なるだけで、風邪をひきやすい体になります。
【冷えは万病の元】
「体温が1℃下がると免疫力は30%落ちる」
これは免疫学の世界ではよく知られた話です。
逆に言うと、
体を冷やさないことが最大の免疫対策。
睡眠・食事・運動…
もちろん全部大事ですが、
実は家の“温度環境”というのは、
当たり前すぎて見落とされているけれど、
本当は一番影響が大きい部分でもあります。

■ 日本の家は、寒すぎる。
たとえば冬の朝。
- 寝室が10℃以下
- 脱衣所が5〜8℃
- 廊下は息が白い
このような家、日本では珍しくありません。

しかし世界では異例です。
英国やニュージーランドでは
「室温18℃以下は健康リスク」
と明確に基準があり、国が改善を促しています。
寒い家に住むことは、
ゆっくりと体を冷やし続け、
結果として免疫を削り続けてしまうのです。
■ 暖かい家は、免疫を支える。

【あたたかい家は、子どもの活動量が増える】
では、どうすれば“冷えない暮らし”ができるのか?
答えはシンプルで、
家全体の温度が一定であること。
そしてそれを実現できるのが、
高断熱 × 高気密 × 計画換気の家です。
- 夜中に温度が大きく下がらない
- 足元が冷えない
- 部屋ごとに温度差がない
- 朝起きてもヒヤッとしない
こんな環境では、
体が冷えないため、血流が落ちず、免疫細胞がしっかり働きます。
暖かい家は、
ただの“快適さ”ではなく
家族の免疫を支える土台になる暮らし方なのです。

【真冬でもぬくぬくグッズが不要なポカポカな家:大阪パッシブハウス】
家は“健康を守るもう一つの家族”。
中川忠工務店で建てる家は、
「暖かくて、温度差がなくて、風邪をひきにくい家」にこだわっています。
理由は単純で、
家の暖かさが、家族の健康を守ると知っているから。
- 朝の冷えで咳が出る
- 冬になると鼻水が止まらない
- 年齢とともに風邪が治りにくい
- 子どもがしょっちゅう熱を出す
こうした悩みの背景には、
実は“家の温度環境”が深く関わっているケースも珍しくありません。
暖かい家は、
「なんとなく体調がいい日」が増え、
「冬の小さな不調」が減っていく。
そんな日々を積み重ねることで、
家族全員がゆっくり健康になっていく家です。
【あたたかな家で暮らすことによる、健康改善効果を実感しているいう、大阪パッシブハウスのオーナー様】
■最後に
家族の健康を守るための努力は、
食事や睡眠だけではなく、
家そのものを見直すことでも叶えられます。
「家が暖かい」ということは、
体を守り、免疫を守り、暮らしを守ること。
あなたの家族の未来が、
もっと健康で、もっと安心でありますように。
私たちはそのお手伝いができれば嬉しく思います。

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