空調自給率「328%」という事実
中川忠工務店が自信をもって施工する、
パッシブハウス・高断熱高気密住宅。
その中で、実測させていただいている“西宮パッシブハウス”、
真冬の実測データで、
エアコン・一種換気自給率(空調自給率) 328% という結果が出ました。
中川忠工務店の中川義仁です。
下記のグラフが、
2026年2月9日(あえて、強烈な寒波が到来した日)の実測データのエネルギー収支です。
.png)
グラフ内、
上に向いているのが、太陽光発電の様子(オレンジ色)
下に向いているグレーの色の棒グラフが、エアコンと一種換気の消費電力の合計。
緑の折れ線グラフが、エネルギー収支をあらわしていて、
上側がプラス、下側がマイナスになります。
つまり、エネルギー収支が大きく上にいっているのがお分かりいただけるかと思います。

大寒波が来ていたこの日でも、
空調の自給率は、328%!
これは、
エアコンで使った電力量の“3倍以上”を
太陽光発電でまかなっている
という状態です。
つまり、暖房のために使った電気はすべて自給できているどころか、
大きく余っているということになります。

自給率328%とはどういう意味?
具体的には、
-
エアコン消費電力 = 100 とした場合
-
太陽光発電量 = 328
というイメージ。
✔ 暖房は実質的に自給
✔ 余剰電力は他の家電へ
✔ 電気代の不安を大きく軽減
これは単なる理論ではなく、実際の計測データです。

なぜこんな数値が出せるのか?
理由は大きく3つあります。
① 高断熱高気密で「熱を逃がさない」
暖房効率を左右するのは、
エアコンの性能ではなく「建物の性能」です。
熱が逃げにくい家は、
-
少ないエネルギーで
-
長時間あたたかさを維持できます
つまり、そもそもエアコンの消費電力が少ないのです。
【綿密に計算された断熱計画にそって、施工を行います】
② 冬は日射取得を、夏は日射遮蔽を考える
寒い冬は、太陽光の暖かな日差しこそ、天然の暖房器具になります。
出来る限り冬は暖かな日差しを取り込めるような工夫を。
逆に、夏は、熱い太陽の日差しが、家を熱くする大きな原因になります。
夏と冬、
その絶妙なバランスを考えながら、
日射取得と日射遮蔽を考えることが重要です。

大切なのは「エアコンがすごい」のではない
ここで誤解してほしくないのは、
328%という数字は
エアコンの能力ではない、ということです。
本当にすごいのは、
✔ 住宅の断熱性能
✔ 気密性能
✔ 空調換気計画
✔ エネルギーバランス設計
これらが噛み合って、
はじめて実現する数値です。

これからの家づくりに必要な視点
家づくりというと、
-
デザイン
-
間取り
-
設備グレード
に目が向きがちです。
しかしこれからは、
「どれだけエネルギーを生み出せるか」
「どれだけ消費を抑えられるか」
この視点が重要になります。
電気代が上がり続ける時代だからこそ、
“光熱費に振り回されない家”は大きな価値になります。

数値で語れる家づくりを
私たち
中川忠工務店
は、感覚やイメージではなく、
実測データで語れる家づくり
を大切にしています。
エアコン自給率328%は、
そのひとつの結果に過ぎません。
「暖かいですね」ではなく、
「これだけの数値です」とお伝えできること。
それが、本当に安心できる家づくりだと考えています。
■最後に
PHJ15周年記念フォーラムにて、
今回、実測データをご紹介しました、
『リノベーションでつくるパッシブハウス 西宮の家-Casa Maria-』について、
お話しする機会を頂きました。
.png)
テーマは、「新築、戸建ての脱却なるか」
一般の方もご参加いただけますので、
ご興味がおありの方はぜひ、お申し込みくださいね。
(お申し込みなどのお問い合わせは弊社までお気軽にどうぞ。お問合せはコチラ)
*お問合せはLINEからがカンタン!24時間受付中。



 2.png)
2.png)



