【実測データ公開中】リノベーションでつくるパッシブハウス ― 西宮の家・真冬の実測データ公開 ―
「パッシブハウスって快適っていうけど、
実際のところどうなの?」
その疑問に、数字でお答えします。
枚方市の工務店、中川忠工務店の中川です。
【リノベーションでつくるパッシブハウス 西宮の家-Casa Maria-】
今回は、リノベーションでつくるパッシブハウス(西宮の家-Casa Maria-)にて実測検証いたしました。
良かったら、先にこちらのブログをご参照くださいね(こちら)
■ 実測しました
2026年1月1日〜2月9日(午前8時時点)
- 建築地:兵庫県西宮市(6地域相当)
- 建築面積 約106㎡(2階建)
-
室温
-
外気温
-
相対湿度
-
絶対湿度
を毎日実測し、グラフ化しました。
まずは外気です。(外気温平均3.8℃)

そして、こちらがリビングの室温と湿度の様子です。(室温 平均19.65℃)

ご覧いただくとわかりますように、
外気は大きな乱れがあり、気温も平均3.6℃と低い中で、
リビングは、室温、湿度共に、穏やかに安定しています。
室温の平均は19.65℃。
寒波の日でも室温は安定。
湿度も大きく上下しません。
このデータと比較したいのが、実際のエアコンの使用状況です。
計測機器:Panasonic AiSEG2(HEMS)
※単位WhをkWh換算
■ どれくらい電気を使っているのか?
今回のテーマは、
「真冬の朝8時までに、どれだけ電気を使っているのか?」
つまり、外気温が平均3.8℃と冷え込む中で、
室温を穏やかに20℃前後キープするために、
実際にどのくらい電力を使っているのかを検証します。
■ 結果
暖房計画はシンプルです。
冬:1階エアコン1台
夏:2階エアコン1台
それだけで家全体を心地良い温熱環境に保つ設計です。
【1階に設置されたエアコン。冬季は、この1台で家中を暖かく保つ計画】
実際の結果がこちらです。
.png)
計測機器:Panasonic AiSEG2(HEMS)
※単位WhをkWh換算
実測の結果、
-
2階エアコンはほぼ未稼働
-
1階エアコンも寒波日のみ稼働
-
最大でも約0.77kWh
つまり、
真冬の朝でも、ほとんどエアコンは動いていません。

■ 一般住宅との比較
一般住宅では、
朝8時までに
約2〜3kWh消費するケースも珍しくありません。
平均目安:約2.5kWh
それに対し、
今回の実測住宅は
約0.8kWh前後。
半分以下の消費です。
かなり高い省エネルギー性を誇っています。
これは偶然ではありません。
設計・施工の結果です。

■ なぜ高い省エネルギー性能の維持が可能なのか?
理由は明確です。
-
高断熱外皮
-
高気密施工(C値管理)
-
熱橋対策
-
日射取得・遮蔽設計
-
綿密な空調・換気計画
これらを徹底することで、
「暖房に依存する家」ではなく
「エネルギーを必要としない家」
をつくっているからです。

■ 寒波の日でも安定
最も冷え込んだ日でも、
朝8時までの消費は
約1〜2kWh。
それでも室温は安定。
これは、
暖房に頼らなくても快適な家
であることを示しています。

■ 性能は“感覚”ではなく“数字”
「なんとなく暖かい」
ではなく、
何kWhで、この室温を維持できるのか。
それを示せるのが、本当の高性能住宅です。
■ まとめ
真冬の朝8時までの消費電力量
一般住宅:約2.5kWh
実測住宅:約0.8kWh
差は歴然です。
次回は、真冬でも、太陽光発電を利用しながら、
「どのくらいの電力をまかなえているのか?」
などを比較検証したいと思います。
ご興味がおありの方は、ぜひご一読くださいね。
家は資産です。
性能は、
未来の光熱費と快適性を決めます。
*お問合せはLINEからがカンタン!24時間受付中。



 2.png)
2.png)



