中川義仁 自己紹介へ

パッシブハウス=健康寿命を延ばす家作り。

パッシブハウスジャパンに正式に入会いたしました

こんにちは!自然素材をいかす家作り。一年中快適な室温で暮らせる家作りが得意な、中川忠工務店の中川義仁です。

先日、嬉しいことがありました。
それは、PASSIVE HOUSE JAPAN に正式に入会することができたことです。

パッシブハウス??と言われてもご存じない方が多いと思います。
一言でいうと、「一年中快適な室温で暮らせる、高性能な省エネ住宅(高気密・高断熱住宅)」のこと。

そして、パッシブハウスジャパンとは、その高性能な省エネ住宅を作る
「日本型超省エネ住宅」の研究と確立、そして普及を目指す非営利の社団法人です。

パッシブハウス(Passive House)
ドイツパッシブハウス研究所が規定する、性能認定基準を満たす省エネルギー住宅。
詳しくはこちら

私がパッシブハウスを選ぶ理由

私は、建築の専門学校を卒業してから、20歳で大工の世界へ飛び込みました。
つらく厳しい下積み修行を経て、31年間、実にたくさんの方の家作りに携わってきました。

気付けば私も50歳を超え、若い頃のような無理ができなくなってきたな、と正直思います。
特に、現場で若手大工が軽い身のこなしで作業しているのを見ると、なかなか同じように身体が動かないこともしばしばあります。
気持ちは負けていない!と奮起しても、身体がついていかない、という悔しいことも。

そうやって年齢を重ね、体力の衰えを感じるうちに、自分の健康についても真剣に考えるようになりました。

大工という仕事に定年は無いと思っています。
健康に動く身体とやる気さえあれば、何歳までだってできます。

私は、一生大工として生きていきていきたい。ずっと、家作りに携わっていたいです。

そのためには、やはり健康でいることが大事。
どんなにやりたいことがあっても、思うように動くことができなければ、することができなくなってしまいます。

長寿と言われる寿命だけれど、注目すべきは健康寿命

今、日本は平均寿命が世界で第二位(平成28年調べ)
男性が80.98才、女性が87.14才。
定年を迎えてからも、まだまだ元気でやりたいことにチャレンジすることができます。

しかし、注目していただきたいのは、平均寿命ではなく「健康寿命

健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。
つまり、毎日元気に好きなことができる期間のこと。

この、健康寿命を出来る限り長くしたいと思いますよね。

しかし、実際の健康寿命は
男性が70.42才、女性が73.62才と、平均寿命をおよそ10年近く下回っているのが現状です。

健康に暮らせる毎日のために、パッシブハウスの家作りは、まさに日々を健康に過ごすための、言うなれば健康寿命を延ばすためにも、非常に重要な役割を果たします。

家の断熱性能は、健康寿命に大きな影響を与える

家が住みにくい、過ごしにくいとストレスになり、私たちの健康に悪影響を与えます。
また、それだけではなく、非常に重要なポイントは「確実に家の性能が私たちの身体に大きな影響を及ぼす」ことです。

ヒートショックの事故が最も少ない北海道の高性能な家

北海道などの寒冷地の方が、温暖な地よりも健康寿命が長いことをご存知でしょうか。

真冬に氷点下20度以下にもなる北海道では、いち早く、住宅の高断熱・高気密化、つまり高性能な住宅を建築する取り組みが行われていました。
その結果、北海道の冬の室温は、例えば大阪の家の室温よりも高く、冬でも家でアイスクリームを食べたりもするそうです。

パッシブハウス(高気密・高断熱住宅)とは、言うなれば「一年中快適な室温で過ごせる家」。
つまり、家の中での温度ムラがなく、少ない冷暖房費で一定の室温が保てます。

家の中が非常に暑くなったり、寒くなったり、家の中で温度差が激しかったり、そういったこの温度差が知らず知らずのうちに私たちの身体に大きな負担をかけています。

最も危険なのは、冬に特に高齢者の方におきやすい、「ヒートショック」の事故。
あたたかい部屋から寒い部屋、寒い脱衣室からあたたかいお風呂の中へ、などのこの温度差が、血圧の急上昇・急低下を招き、脳疾患・心疾患などの重篤な事故を引き起こします。

こういったヒートショックによる事故も、都道府県の中で最も少ないのが北海道です。

今や、家の断熱性能が、健康でずっと暮らすための不可欠な要素となっています。
ヒートショックだけでなく、断熱性能に特化した住宅で暮らしている方からは、
・風邪を引きにくくなった ・アレルギー疾患が緩和した・足の関節痛、腰痛がマシになった
など、嬉しいお声をいただきます。

また、体温が1度下がると免疫力は30%落ちる、と言われているように、身体をあたためることは私たちの健康に非常に大切なことです。

身体を冷やしすぎないためにも、高断熱・高気密で冬もあたたかく過ごせる家作りが重要といえます。

もちろん、冬だけでなく、高断熱住宅は夏も涼しく過ごせる家です。
夏のうだるような暑さは、熱中症を引き起こしたり、夏バテしたりと体に負担をかけます。

夏も毎日元気に過ごすために、家の性能を上げることはとても大切です。

もっと日本中の家が快適なものにして、日本中を元気にしたい!

ますます高齢化社会となっていく日本に、この高気密・高断熱な高性能な住宅、つまりパッシブハウスの家作りは必要不可欠です。

常々、もっと家は快適なものになる、と考えていた私にとって、いち早く高気密・高断熱な住宅作りに取り組んでいる、ドイツ発祥のパッシブハウスとの出会いはまさに運命でした。

残念ながら、我慢強さが良さとも言える日本人の気質のせいか、日本の家作りの性能は、世界から見ると非常に遅れています。
もはや、家の中の夏の暑さ・冬の寒さを根性で耐える時代ではありません。
まだまだ、日本の住宅は住み心地が良いものになります!

このパッシブハウスに入会したことをスタートとして、もっと皆様の心地よい健康に過ごせる住宅作りのために、より一層精進して参ります!

また、このパッシブハウスの家作りの良さを、お一人でも多くの方に知っていただけるようにしていきたいと思います。

ということで、本日はここまでです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今年の夏は北海道の友人宅へ遊びに行ってきました

 

 

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家の性能を重視した、身体にやさしい家作り。
自然素材を活かした、エコハウス作りが得意。
~家族の健康と笑顔を守る家作り~
株式会社中川忠工務店
大阪府枚方市長尾元町6丁目52-7
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