窓を変えるだけで、家の中の寒さが軽減する？！

2018/01/19(金) 住まいのお悩み解消

「窓を変えると暮らしが変わる」家における窓の重要性とは

こんにちは！女性の綺麗と健康を応援する、衣・食・住のトータルアドバイザー、枚方市にある中川忠工務店のスタッフ、緒方ゆうこです。

ここのところかなり冷え冷えとしていた枚方ですが、今週はなんとまああたたかい。
あたたかいっていいな～。
でも、来週はまたすっごい寒気がくるとのこと。急激な寒さで体調を崩されませんように、皆様お気を付け下さいね～

私はとにかく寒いのが苦手。

寒いの何がつらいって、やっぱり家の中の寒さが一番堪えるかなー。
外は着込んでるし動き回ったりしていれば、そこまで寒さを辛く感じることはなかったりします。
ですが。家は別。
家はお風呂に入ったり着替えたりするときに服を脱がないといけないし（当たり前）
特に朝起きて寝ぼけて無防備なときに、寝室がひやっとすると布団からホントに出られなくなる～（笑）

先日も、いつも仲良くさせていただいているお客様から、お部屋の寒さについてのお悩み相談がありました。
冬、特に日当たりが悪くなりがちな北側にある部屋が「寒い」とのこと。

寒いだけでなく、結露で窓がびちょびちょに。
寒さ対策と結露対策のために、お部屋の断熱性を上げることをご提案。

そして、部屋の寒さの最も大きな原因となっている、窓の断熱性を上げることにしました。

アルミサッシに単体ガラスの窓は、断熱性が低い

現在ついているお客様宅の窓は、アルミサッシに単体窓。
かなり断熱性能が低い窓といえます。

現在ついている掃き出し窓は、アルミサッシに単体ガラスの窓

家の中が寒い一番の原因は「窓」と言われています。

なぜなら、窓は家の中で最も熱損失が高い部分だから。
つまり、寒い冬、いくら暖房で部屋の中をがんがんにあたためても窓からあたたかい空気が逃げ、代わりに外から寒い冷気が部屋の中へどんどん入ってくる、というわけです。

暖房の効きが悪いなー、と思って暖房器具を新しく買うよりも、窓を変えたほうが部屋の寒さのお悩みは解消します。

実際に、今回のお客様宅でも赤外線サーモカメラを使って、熱の伝わり方をチェック。
窓付近は冷気がすごくて、鮮やかな青色になっているのがわかります（青色は寒さを表します）。

室温は１３．４度。
室温が１８度を切る家は寿命を縮める！といわれているほど、家の中の寒さって私たちの身体に悪影響を与えるんです。

＊参考記事＊

◎室温が１８℃を切る家は寿命を縮める

◎家の中の寒さが私たちの健康を害する？！

◎実家の寒さにお困りの方へ

赤外線サーモカメラで部屋の熱の伝わり方をみると、窓付近は冷え冷えしているのがわかります

そして、今回はお客様とご相談いたしました結果、「内窓の設置」をすることに決定しました。

「内窓の設置」とは、今ある窓の室内側に樹脂製の内窓をつけて二重窓にすることです。

取り付けるのは樹脂製の内窓。樹脂はアルミの１０００倍熱を伝えにくい素材。
二重窓にすることによって、空気層がうまれ、断熱性があがり、さらに防音効果も期待できます。
家をあたたかくするために内窓を取り付けたら、外の音がほとんど家の中に聞こえなくなって静かになった、と棚からぼた餅のような嬉しいお声も頂戴します。