中川義仁 自己紹介へ

【パッシブハウス】これから建てられるべき健康にも環境にもやさしい住宅

2018/05/25(金) NAKACHUの家づくり

なぜ、パッシブハウスの家作りをおすすめするのか

こんにちは!
住まい手と一緒に楽しんで建てる家作り。
暑い夏も涼しく過ごせる家。冬もぽっかぽかで一年中快適な室温で暮らせる家が得意な、枚方市にある中川忠工務店の伝道師、中川義仁です。

先日は、中川忠工務店も賛助会員になっている
パッシブハウスジャパンの理事セミナーでした。

パッシブハウスジャパン 理事セミナー

パッシブハウスとは?
エコ、快適、美しい。
省エネ住宅の世界基準、パッシブハウス

「寒すぎる日本の家」
「家の燃費の悪さ」「ヤセ我慢」
世界から見ると30年は遅れている日本の住宅事情問題を解決する。

ファーストクラスのエコ。
ごまかさない強い家、それがパッシブハウス

(パッシブハウスジャパンHPより引用)

 

パッシブハウスジャパンとは?
「日本型超省エネ住宅」の研究と確立、そして普及を目指す非営利の社団法人です。

私のパッシブハウスとの出会い

私がこのパッシブハウスという家作りにであったのは、
パッシブハウスジャパンの理事である、松尾和也さんの講演を聴いてから。

理事セミナーでも大変ためになるお話をしたくださった、松尾和也さん(左端)

20歳で大工として建築の世界に飛び込み、30年以上。
数えきれないほど多くの家の建築に携わってきました。

その中で、ずっと抱いていた感情。
もっと、家って住み心地の良いものになる

そのことを家を建てようとされる方に知っていただきたいし、きちんと伝えたい。
家って建てば完成ではなく、そこから施主様と家との末長いお付き合いが始まります。

どんなものにだって永遠がないように、家も経年劣化していきます。
将来どんなメンテナンス費用がかかってくるのか。
そこまできちんとご説明したうえで、
じゃあ、今から建てる家はこうしましょう、って
ちゃんと知っておいていただきたい。

そして。

やっぱりせっかく建てた家でツライ思いってしてほしくないんです。
家が夏に暑いとか、冬に寒いとか。
思ったよりも冷暖房費がかかるとか、安全性に不安があるだとか。

そういったことを出来る限りなくしたい。

そんないろいろの思いを一気に解決する出会いが、このパッシブハウスの家作りでした。

私がパッシブハウスをおすすめする理由

私は、パッシブハウスという家作りに出会ってから、
超高性能な高気密・高断熱の家づくりに魅了され、
このパッシブハウスクラスの家づくりを行うように努めています。

まだ、世間一般では馴染みが薄いかもしれない
パッシブハウス」という家。

 

私がこの家に魅了された一番の理由は。

◎住み手にも環境にもやさしい住まいである

ということ。

1、住む人の健康にやさしいパッシブハウス

私も50歳を過ぎて、体調面でいえば若い頃のようにはいかないな、無理がきかないな、と正直思うようになりました。
20歳から現場で大工をしていましたから、体力は人よりも自信がありました。
20代の頃は、今とは比べようにならないほど仕事も厳しく、
休みは月に2回ほど。
風邪を引こうが、尿管結石でのたうちまわろうが、現場にでていました(笑)

 

しかし。

50歳も過ぎるとそうはいきません(苦笑)
気合いで何でも乗り切る、という体力が少しずつ減ってきています。

私が年をとれば、当然ですが両親も年をとります。
高齢になってきた両親が、冬は家の中の寒さで苦しみ、
夏は家の中の暑さで体力を奪われる。
このように住環境が私たちの身体に与える影響を目の当たりにして、
家作りを行うプロとして、これではいけない、と強く想いました。

家の中の寒さ、寒暖の差、暑さって、想像以上に私たちの身体に影響を及ぼします。

・風邪を引きやすい
・アレルギーが発症しやすい
・ヒートショックによる重篤な病気を引き起こすリスクがある
・慢性的に疲労が抜けない
・腰痛、膝痛などの関節痛がひどい

こういった症状が、家の中の温熱環境を改善すると緩和されたという医学的なデータもあります。

家が、住む人の健康を害するものであってはいけないんです。
平均寿命は世界的に見ても長寿に入る日本だけれど、実は健康寿命はそれよりも10年以上下になると言われています。
(健康寿命とは、健康上の問題が無い状態で日常生活を送れる期間のこと)

せっかくの人生、できればずっと元気に健康で一生を終えたいですよね。
もちろん、病気になってしまうリスクは住環境以外にも要因はたくさんあります。
ですが、「家」だけは、そのリスクの一つにならないように。

健康住宅を建てたい!
それがまさしく、超高気密・高断熱住宅で、一年中快適な室温で身体に負担をかけることなく過ごせる
パッシブハウスです。

 

2、環境にやさしいエコな住宅であること

超高性能な高気密・高断熱住宅なパッシブハウスは、
高性能な建材をつかって、冬でも家があたたかく、夏でも家が涼しいという
快適で健康にやさしい住まいを実現しています。

しかし。

家作りが世界から見ると30年以上遅れている今の日本の住宅は、
まだまだこの温熱環境がきちんと整っている住宅は少ないです。

特に「もったいない」文化が盛んな関西では、
夏に冷房をつけるのが「もったいない」と我慢し、家の中で熱中症を発症する方が多いんです。

 

少ないエネルギー効率で空調が快適に整うパッシブハウスなら、
月々の光熱費の負担がぐんと少なくて済むうえに、室温がいつも心地よい。
冷房をガンガンにつけなくても家中が涼しい。
光熱費が上がることをためらって、冷房をつないという選択がなくなります。

エネルギーの消費量が減れば、地球温暖化防止にも貢献。
未来の子どもたちに住みよい地球をのこすための、エコな取り組みとも言えます。

 

私は、これからの時代を生きる子どもたちに、
少しでも良い住環境を残していってあげたいと思っています。

PM2.5や光化学スモッグなどで、身体にも悪い、青空の見えない空気のよどんだ環境をのこしたくない。
子どもの未来も、健康も、守る義務は私たち大人にあります。

特に、住宅業界のエコ化は他の産業から見ても遅れていて、
なおかつ、住宅が消費するエネルギーの占める割合は、エネルギー消費量全体から見ても大きい。

だからこそ、良いことだらけのエコハウス、パッシブハウス
住宅で消費するエネルギーを極限まで減らし、環境にやさしい住宅。
自信をもって、これから家を建てたいと思っている方にオススメしたいと感じています。

 

 

パッシブハウスの理事セミナー

そんな健康にも環境にもやさしい、エコハウスであるパッシブハウス

日本で、その高性能な家作りを広めようと全国各地から、
家づくりのプロたちがパッシブハウスジャパンという団体の会員となり、
性能の良い家づくりを広めるように努めています。

志が同じ、素晴らしい家作りを行いたい想いが熱い仲間たち

パッシブハウスジャパンの理事セミナーでは、
パッシブハウスジャパンの理事である森みわさんや、松尾和也さんのお話。

パッシブハウスの家作りに取り組んでいる仲間たちの話や報告、
最新の技術的なお話も聞けて、非常に内容の濃い一日を過ごすことができました。

理事セミナーの内容も書こうと思ってましたが、
パッシブハウスへの想いを書いていたらとまらなくなり(笑)
長くなってきたので、今日はここまでにします。

 

 

ということで、本日は以上です!

 

5月27日(日)開催 ヒラカタ縁JOYカーニバルについてはコチラ

◎夏は涼しく、冬はぽかぽかあたたかい。
一年中快適な室温で暮らせる家作り。
株式会社中川忠工務店
大阪府枚方市長尾元町6丁目52番7号
お問い合わせはお気軽に 
TEL072-857-6138

 

中川忠工務店は、パッシブハウスジャパン会員です。

 

 

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