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伝統的な大工の技術を後世に引き継いでいくこと

中川義仁 自己紹介へ

先日弊社の若い大工を連れて、伝統的な大工の技術を学ぶために継手の講習に行ってきました。

中川忠工務店の中川義仁です。

昔は木造の建物を建てる際に、こういった継手や仕口がふんだんに使われていました。

釘を使わず、木材を継いで家を作っていくんですね。
今でも、寺社仏閣でその造りを見ることができます。

釘を使わないので釘が劣化することなく、継手は強固で外れることなく耐久性も高い。
まさに先人の知恵が詰まった、大工の技です。

しかし、今はこういった継手や仕口を作れる大工もめっきり減ってきたと感じます。
家づくりもプレカットが主流で、あらかじめ工場でカットされた材料が現場に運ばれ、それを組み立てていけば家が完成するようになりました。

大工が自ら材料を手刻み(木材を必要な大きさにカットすること)機会もぐっと減っています。

 私が大工の見習いになった頃は、まだ大工は手刻みを行っている頃で、あの頃の大工修行はとにかく厳しく大変なものでした。
「技術を習得する」
ということがいかに大変であるか、身をもって経験しました。

しかし、身に着けることができれば一生の宝になる大工の技術。
私は出来る限り、伝統的な大工の手技を後世に伝えていきたいと思っています。

技術を生かす機会が減ってきているとはいえ、様々な家づくりにおいて、身に着けておいて損になることはないものだからです。

 機械に頼らず、自分の手で作り上げることの喜びも知ってほしいと思います。

そんな想いから、若い大工たちにも大工の伝統的な技術を学ぶ機会を積極的に設けたいと思っています。

様々な経験の積み重ねが、良い家づくりにつながっていくと信じています。


【鉋(かんな)】

【金輪継ぎを製作】

そんな想いから、今回は金輪継ぎの製作を学んでもらいました。

また、各地から集まる、同じ志をもった大工たちと交流できるのも良い機会。


【会場も昔ながらの造りの建物】

これからも若手大工がより成長していけるような機会をどんどん作っていけたらいいなあと思っています。

 

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