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住んでから気づく「こんなはずじゃなかった」を防ぐ家づくりの考え方

公開日:2025/12/21(日) 更新日:2025/12/20(土) NAKACHUの家づくり

家づくり、何から考えていますか?

 

家づくりを考え始めると、

  • おしゃれな外観
  • 使いやすい間取り
  • 広いリビング
  • SNSで見た素敵なキッチン

 

こうしたことが、真っ先に頭に浮かびませんか?

中川忠工務店の中川です。

高断熱高気密住宅

もちろん、どれも大切です。

でも実は、

「住み始めてから後悔しているポイント」は、これらとは別のところにあることが

多くあります。

 

住んでから出てくる後悔ランキング、上位はいつも同じ

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私たちがこれまでお客様や、住み替え・リフォームの相談を受けてきて感じる

「よく聞く後悔」は、こんな内容です。

 

  • 冬、足元がとにかく寒い
  • エアコンをつけても部屋ごとに温度差がある
  • 夏、冷房が効きにくく暑くて困る
  • 結露が出て、カビやダニが心配
  • 光熱費が思っていた以上に掛かる
  • 子どもや家族がよく体調を崩す

 

これらに共通しているのが、

家の性能」が原因になっているケースがとても多いということです。

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性能は「目に見えない」から、後回しにされやすい

 

断熱・気密・換気といった住宅性能は、

完成しても見た目ではほとんど分かりません。

 

✔ モデルハウスでは暖かく感じた

✔ 新築だから大丈夫だと思った

✔ 住宅性能は考えなかった

✔コストカットを重視した

 

このように、

住宅性能については深く考えないまま決めてしまう方が多いのが現状です。

 

でも、性能は

住んでから何十年も、毎日の快適さ・健康・光熱費に影響し続けます。

 

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「暖かい家」は、エアコンの性能では決まりません

 

 

よくある誤解がこちらです。

 

「床暖房や最新のエアコンを入れれば暖かいですよね?」

 

実は、

家そのものが暖かさを保てなければ、どんな設備を入れても限界があります。

また、暖房費や冷房費といった光熱費が高額になります。

 

  • 熱が逃げにくい断熱
  • すき間の少ない気密
  • 計画された換気

 

これらが揃って、はじめて

✔ エアコン1~2台でも家全体が安定して快適な温熱環境を保てる

✔ 足元まで冷えにくい

✔ 部屋ごとの温度差が少ない

✔光熱費が安価になる

 

という暮らしが実現します。

 

パッシブハウス
【リノベーションでつくった西宮パッシブハウスでは、寒い冬でも暖房を使う日が数回しかなかったというご報告も】

 

 

家は「建てた瞬間」がゴールではありません

 

 

私たちは、家づくりを

「完成したら終わり」ではなく、「暮らしが始まってからが本番」

だと考えています。

 

  • 子どもが床で遊ぶ時間
  • 家族がリビングでくつろぐ時間
  • 年齢を重ねても無理なく暮らせること
  • 家族が毎日元気で過ごせること

 

 

そうした日常を、静かに支え続けるのが住宅性能です。

 

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だからこそ、最初に知ってほしいこと

 

 

家づくりを検討中の方に、ぜひ知っておいてほしいのはこの一言です。

 

性能は、後からでは取り戻せない

 

間取りや設備は、将来リフォームで変えられることもあります。

でも、断熱や気密の基本性能は、建てるときがほぼ最後のチャンスです。

完成した後に断熱気密性を上げようとすると、

大規模なリフォームが必要になったり、できる対策に限界があったりします。

 

 

まとめ|後悔しない家づくりのために

 

もし今、

「何から考えたらいいか分からない」

「情報が多すぎて迷っている」

そんな状態であれば、

 

まずは

この家で、10年後も快適に暮らせるか

という視点で、家づくりを見直してみてください。

 

その答えは、

カタログや写真よりも、性能の考え方の中にあります。

 

住宅性能でお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。

 

 

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